?日-陶淵明
- 2013/12/07 08:53
- Category: 漢詩
- Tag: 漢詩 陶淵明
肌を刺すような空気、このピリピリ感がたまらない。さて本日は大雪。昨日アレが成立。かくして"12.06"*1はニッポンの曲がり角となった日だ。三島的には野蛮が横行する時代なのだ。
さて極私的には塵外において陶淵明の世界に入りたい。この?(さ)とは周の時代に1年の収穫を神に感謝する日。また秦の時代は?(ろう)とも称した。そこで12月を?月あるいは?月という。12月はいろいろなイベントがあるが、要するに酒が飲める月だ。酒はやはりいい。漢詩のテーマでも酒は群を抜いている。陶淵明いわく-
風雪 余運を送るも
時の已に和するを妨ぐること無し
梅柳 門を夾みて植え
一條 佳花有り
我唱えば爾が言得たり
酒中 適するもの何ぞ多き
未だ多少を明らかにすること能わざるも
章山に奇歌有り
時の已に和するを妨ぐること無し
梅柳 門を夾みて植え
一條 佳花有り
我唱えば爾が言得たり
酒中 適するもの何ぞ多き
未だ多少を明らかにすること能わざるも
章山に奇歌有り
生を愛でる-大石内蔵助は何を想って山科に篭もり、橦木町で遊んでいたのだろうか。
*1:合計:18=6+6+6と解する向きもあるようだが・・・。