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電磁界と霊界

現在私たちが普通に使うTVやスマホなどの電子機器は、多分19世紀までの人から見れば奇跡と見えるだろう。彼らは電磁波なる物理的実在を知らなかった。19世紀に入り、マックスウエルがファラデーの実験結果を次の4つの方程式にまとめた。電界(E)と磁界(B)と電流(J)と電荷(ρ)の間の相互関係式だ*1。この方程式に基づいてすべての電子機器は制御されている。



サイエンス(物理学)はこうして目に見えない電磁界を制御する。対して信仰と御言葉は目に見えない霊の世界を制御する。あえて言えば霊理学とも言える。それはついには目に見える世界を変える。神は人をご自分の形(内面も外面も)に創造された*2。ゆえに人の持つポテンシャルは神的要素を有している。ただし、それらを十字架とイエスの血潮によらず開発あるいは発掘することは危険であると知るべきだ。私たちの霊的経験はすべてそこに基づいている*3。今日、世の中でもあちらの霊のポータル(門)として"用いられる"人々が増えている。私たちは神の国を地上にもたらすポータルとして機能すべきなのだ。私たちの得ている力は地獄にも打ち勝つものである

*1:これらもロゴスのひとつである(Heb 1:3)。
*2:人はそもそもそのように造られているのに、サタンはエバを「神のようになる」と誘惑した(→「誘惑の本質とは」)。ポイントはサタンは神の善意に基づく御言葉に対してあたかも不足があるかのようにエバを欺いたのだ。エバはサタンのサジェスチョンに対する自分の意志の同意とそれに基づく行為によってそれを得たところに違反があった。それは今日も同じ。すでに聖とされ完全とされている私たちに何か不足があるかのように、あなたは神になれると誘うのだ。こうしてニューエイジの世界が展開する。誰の言葉に同意し、応答するのか。これが私たちの信仰の核心を形成する。
*3:神の形に造られ、堕落から贖われた私たちにどのレベルまでの神的属性が委ねられているのか。事実として、主イエスは「信じる者に不可能はない」と言われたのだ。ちなみに出エジプトではこう言われている、「見よ、わたしはあなたをパロに対して神とし・・・」(Exo 7:1)。ここの神はElohimで、創世記1章1節の神と同じなのだ。

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