Entry

トップ > 科学 > 荒田先生の論文

荒田先生の論文

荒田先生の原著論文がありました(→こちら、pdfファイルです)。やはり4He核ができるようですね。なお、この4は上付きです(質量数=陽子数+中性子数のこと。陽子数は原子番号でHeは2)。しかしパウダーに吸収されるだけで、核融合が起きるとは・・・驚き!

追記:友人の物理の専門家に尋ねたところ、言下に「ありえない」とのこと。「クーロン障壁をどうやって乗り越えるのだ」と逆質問されても、私は分からないわけで、彼に荒田先生に関するサイトを教えて、論文を検討してもらうことに。さて、どういう判断になることでしょう(11.20現在)。

ちょっと自分でも調べてみました。要するに陽子同士に働くクーロン力と核力の合成によってポテンシャルの壁ができるわけで、これを超えるためには、従来、相当の高エネルギーが必要と考えられているわけです。しかしながら量子論的には、あのエザキダイオードの江崎博士の見出した「トンネル効果」によって、低エネルギーでもこの壁を超える(と言うより、染み出す)ことができるわけ。これが低エネルギーでの核融合の理論的根拠のようです。しかし荒田先生のパウダーが何ゆえにこれを可能とするのでしょうか?しばらく悩みで夜眠れなくなりそうです。

こちらに専門家によるpdf形式の解説があります。
http://www.nucl.phys.tohoku.ac.jp/~hagino/tunnel.pdf

Comment

zion

ベンジャミン氏、コシミズ氏、副島氏らは忍者の頭領白峰UFO氏と対談するようですが。全く悪い冗談です。

結局、コシミズ氏に繋がる荒田先生をトンデモ学者に仕立てる宇宙人イルミナティの謀略のようです、、、

  • 2008/11/19 22:58
  • Edit
Access: /Yesterday: /Today: