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御霊と向精神薬

朝のジョッギングがなかなかピリっとして、体が締まりますね。

さて、下のコメント欄にも今回の佐世保の事件がクスリの離脱症状による可能性を指摘されています。またある方から「マイナートランキライザーを服用すべきか、否か」との相談も受けましたので、ちょっと一言だけ。

ファイル 120-1.png向精神薬はニューロンのシナプスにおける神経伝達物質のコントロールによって、精神症状(分裂病の陽性症状や欝気分など)を改善させるものです。主にドーパミン作動系とセロトニン作動系のニューロンに分かれまして、前者は単純に言えば興奮系、後者は安定系です。マイナートランキライザーは飲むととても心が休まり、気持ちよくなれるのですが、これはセロトニンやGABAをコントロール、ある意味アルコールの薬理作用と同じようなものです。ファイル 120-2.pngつまりクスリは人を成長させませんし、その人の根本的問題を解決しません。まことのトランキライザーは御霊ですが、御霊が与える平安と安息は、クスリが与えるものとはまったく異なるものです。

では、クスリは飲むべきではないのか?これは風邪の時にクスリを飲むべきかどうかを問うものと同じです。つまり症状を対症療法として抑えるためには大いに神の「一般恩恵」として用いたらいいのではないでしょう。ちなみに御霊の"薬理"作用は神の「特殊恩恵」ですが。しかし向精神薬にはzionさんが指摘されるとおり、依存と離脱症状が起こります。まあ、これはアルコールでも同じでして、私は向精神薬は飲みませんが、アルコールは適度に嗜んでおります。この時期の焼酎のお湯割などは実に美味い。しかしアルコールを飲まないでもいられます。ジョッギングすればただちにエンドルフィン(脳内モルフィネ)が出ますので、すぐに気持ちよくなれますし、筋トレするとセロトニンが出ますので、これまたリラックスできます。

と言うわけで、「自制」が御霊の実(単数形)のひとつの要素であることを指摘して、何をまず第一に求めるべきかを間違えなければ、他は「一般恩恵」としてそのメリットを享受することは何ら差し障りないと思います。これも善悪の平面いのちの平面の視点から整理される事柄とは思いますが。

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