09.11.2011
あれから10年。初めあのWTCを見たとき、セスナ機がうっかりミスで突っ込んだのかと思った。ところが一挙に崩壊。その速度が約12秒程度。十分な強度計算された構造体がほぼ自由落下と同じ速度で崩壊？すべての疑問はこの数式から始まった（高校の物理）。
これにh=400、g=10.0（正確には9.8）を入れて、電卓を叩くと分かるが、t=10程度だ。これが400mの自由落下時間。かくして真相究明会議などにも顔を出して、いろいろ見てきたが、今日、「9.11」がヤラセであることはもう明らかだろう。最悪の場合、水爆が使用されている。当時、私はこう書いている。
そしてこの10年、社会も教界もこの懸念通りになってきた。テレビの「9.11特集」などはもはや見る気もない。このテレビ自体がヤラセだ。時代の霊（アイオーン）に振り回されるだけのメディア。昨日も書いたが、時代の霊と結婚する者はただちに寡婦とされるのだ。繰り返すが、霊的領域におけるカインとアベルの原型的葛藤が、そのまま地上に現出するのが現在の様。すでにイデオロギーの対立の時代でもなく、経済的覇者による統治の時代でもなく、かなり直接的な霊的ダイナミクスによって動かされる時代なのだ。
つまり神に受け入れられし者と拒絶されし者の相克の時代。拒絶された者たちは、自らの義を打ち立てるため、ありとあらゆる方法によって、自己（セルフ）の正当化を図るであろう。これはすなわちシヌアルの地において自らの王国を打ち立てたニムロデの霊による。すでにいわずもがな、（ニッポン）キリスト教しかり。自らを神にアピールするために、神学や思想、あるいは「なんとかドリヴン」なる人生マニュアルなどの形を取って、セルフを生かそうとする。もっと幼稚な形では「ありのままのあなたが高価で尊い、ボクもキミも神さまのVIP」とか「キミはスペシャル！」だとか・・・。
すべてセルフに媚びるもの、霊的欺瞞（フェイク）である。かくしてセルフを生かすため、セルフに仕えるいわゆる「キリスト教徒」らがセルフの看板を高く掲げて跋扈するのニッポンキリスト教だ。しかしすでに霊的な様相はティッピングポイントを越え、セルフ由来の"何とかカントカ"は一切通用しなくなってきている。これから主の血と十字架以外に自己の担保を置く者は次々につまづき、篩い分けられていく。
中東も「民主化」などではない。「アラブの春」は、すなわちイスラム化だ。エジプトではイスラエル大使館が襲われている。
トルコは「アラブの春」諸国と強固な結びつきを強めている。
またアラブ連合盟はシリアへの他国の干渉を拒絶すると宣言。
要するにイスラムの霊は他の干渉を明確に拒絶。かくのごとくニムロデに由来するこの反逆の霊は、自らを否みつつ神の主権に服することをあくまでも拒絶する。そもそもできないのだ。神の主権に服することができないキリスト教徒たちも同じ霊によって駆動されている。こうして神の瞳であるイスラエルを憎悪し、反イスラエルで固まる。
かくして、時代の羅針盤は聖書のみだ。自分の感覚や思想、自分の知識や経験を頼るなど、他のものを指標とするは災いだ。しかし、まことにみ言葉どおりになるであろうことを信じ切った者たちは幸いだ(Luke 1:45)。神の言葉は生きている。諸刃の剣として、私たちの魂と霊と切り分け、それぞれの心の動機を暴くのである(Heb 4:12)。いずれ私たちはその神に申し開きをするのだ。誰がその御前に立ちおおせるであろうか。
この9月にはいろいろなことが明らかになり、私たちの立ち位置も分かることであろう。そして世界の動きはイスラエルに収斂する。この言葉は今もなお生きており、イスラエルに対する姿勢よりそれぞれの霊が、神からのものか、あるいはあの者からのものか、クリアに切り分けられるのであある。イスラエルとエクレシアはまことに霊的なリトマス試験紙なのだ。それは人の霊を明確に色分けする。
あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」-Gen 12:1-3
参考までに
追記：こちらの二枚のアルバム。2001年9月11日にリリースされたもの（すなわち、それ以前に制作されていた）。What is meant?
