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IMPROSION

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Explosionは外への爆発、Improsionは内への爆発、内破だ。真空管などが爆破すると内部に向かうわけだが、アメリカが今その状態にあるとする。霊的、モラル的、経済・政治・社会的にも、また家庭レベルでもあらゆる部分が犯されたこの超大国は、聖書の終末預言ではほとんど登場しない。なぜか、アメリカはimprosionするのだ。要するに内部から崩壊するわけ。これが、ここでも何度も紹介しているJoel Rosenbergの著書のポイント。彼は9.11やアメリカのイラク侵攻を予言したということで、現代のノストラダムスとも称される聖書教師。

ちなみに近未来ではこの8月か9月にもイスラエルによるイラン攻撃があり得るとしている。その場合、今、アメリカは神の呪いを受けていることに気づき、神の言葉に戻る必要がある。特に創世記12章の神のアブラハムに対する約束「あなたを祝福する者を祝福し、あなたを呪う者を呪う」(Gen 12:1-5)に基づいて、あくまでもイスラエルとともに立つことが鍵となると指摘。そしてこの国が立ち直るためには第二歴代誌の次の約束に立つ必要があると。

わたしの名をもってとなえられるわたしの民が、もしへりくだり、祈って、わたしの顔を求め、その悪い道を離れるならば、わたしは天から聞いて、その罪をゆるし、その地をいやす。-2Chr 7:14

まことにこの警告は、アメリカのカーボンコピーであるわがニッポンにもそのままに当てはまると思われる。何らの価値観の基準を持たないわがニッポン。ここでも10年以上にわたり、くらげのように時々の時流に漂うだけのこの国は自己崩壊すると語ってきているが、原発までもメルトダウンした今、じわじわと内破状態へと突き進んでいることは明らかであろう。神のみ言葉を侮るニッポンキリスト教はすでに預言者的な役割を果たすことはできず、さらに神の前で祭司としてとりなすこともない。いわゆるキリスト教徒たちは自分がハッピーになり、自分の家庭や仕事が恵まれることを求め、あれこれとさ迷っているだけだ。もとより王として神の統治を地上にもたらすことなどは思いもつかない。神は今、次のように言われている:

主は人ひとりいないのを見、執り成す人がいないのを驚かれた。主の救いは主の御腕により、主を支えるのは主の恵みの御業。-Isa 59:16

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