霊-精神身体医学(Pneumatic Pshycho-Somatic Medicine)の提唱

このところYouTubeで紹介している大脳生理学者Dr.Caroline Leafの論(たとえば☞Mind-Body Connection)。実に興味深い。ニッポンキリスト教のいわゆる「自我を砕きぃ~」とか、「肉を十字架につけろ~」とかのキーキー声にすでに辟易している方も多いと思う。聖書はなんといっているか?

  • 古い人はキリストと共に死んだ(完了形)
  • キリストにある者は自分の情と欲と共に肉を十字架につけてしまった(アオリスト過去形)

とある。聖書箇所はそれぞれでどうぞ。「完了した!」とイエスも言われたであろう。が、なぜかクルシチャンたちはそれを自分で再現しようとする。死のうとすればするほど、自分が生きていることを感じてしまう。どうしたら自我が死ぬことができるのか、自我に死ぬことはいかに難しいか・・・・。ああ、できるわけがなかろうに!こうして無駄な時間と労力を消耗するのだ。

われわれは既に新しい創造とされた(完了形)!ニュー・クリーチャー新生命体、エロヒム属(☞エロヒム属の誕生)。問題はこの肉体がまだ旧創造に属しており、従って大脳が贖われていないこと。だからマインドのリニューアルとトランスフォーメーションが必要なのだ。それは大脳のネットワークをも再構成する。古い価値観、感じ方、考え方、意思決定のあり方、そして行動が新しく書き換えられること。そう、プログラムの書き換えである。聖化とか言われるとたちまちキリスト教の価値観が入る[1]私も一応この用語を用いてはいるが・・・・。。いわゆるホーリネス強迫観念だ。

ここでもすでに紹介しているが、最近大脳生理学者にしてクリスチャンが御言葉と大脳生理学の橋渡しをしてくださっていることは大変に心強い。私も『霊精神身体医学』(☞人間の聖書的啓示と現代精神科学)を提唱しているが、御言葉をサイエンスというチャネルをとおして一般の方々や迷える子羊たちに提示したいのだ[2] … Continue reading

いわゆる神学や宗教学の範疇から解放されよ!と私は口を酸っぱくして叫んできた。そのような流れが欧米では着々と起こされている。先駆けはニール・アンダーソンであると考えているが、彼らの基礎にはつねにウォッチマン・ニーがいる。彼の”The Spiritual Man“だ。それは神学でも宗教学でもない。人間学なのだ。ただし、神との関係における御言葉によるそれ。ヒューマニズムに基づくいわゆる人間学ではな決して決してない。

最近に知見では、トラウマ経験がDNAレベルで継承される。人類のもっとも悲惨なトラウマは神との分離とエデンの園からの追放だ。しかし、人類のもっとも至高の喜びは神との一体と神の国への招聘だ。前者はアダムにより、後者はキリストにより成就された。罪を犯すことがなんの努力も要らないように、われわれのマインドのトランスフォーメーションが進めば、義を行うこともごく自然となる。御霊はこの死ぬべき体にすらいのちを与えるのだ。究極の希望は体の贖い、しかしキリストの祝福を受け継ぐDNAを再構成されることにより、この体すらDNAレベルからの変革が可能である!あなたはこれを信じるか?と主は問わるのだ。

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1 私も一応この用語を用いてはいるが・・・・。
2 サイエンスによって聖書の書き換えをするのではない。むしろサイエンスが聖書を後追いしているのだ。聖書は宗教の書ではなく、生命現象の書である。

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