神の核心的御旨に生きる-キングダム・パワー・グローリー

キリスト教でよく言われるセリフがある:この病気や災難は主が私を取り扱うために許されたのだから、受け入れるべきであると。地上で出会う様々な状況においてそれを正当化したり、理解したりするために、しばしばそのような物言いをする。これを神の許容的御旨と称するのだ。

一方、主の祈りはどうであろうか。天に御心がなるごとく、地にもなるように。はて、天において病気や諸々の災難などがあるだろうか? アブソリュートリー・ノーだ。天のリアリティが地に現れること。これが神の核心的御旨である。

今回の英国のキャンプにおいて再確認させられたことは、神の許容的御旨なるものに甘んじるものではなく、核心的御旨を地に現出させること。それは、キングダムパワーグローリーであると!

元々、アダムには地と天における生物を治めることが命じられ、その権威を与えられた(Gen 1:26)。しかし彼は失敗し、権威を失った。時至り、最後のアダムとしてイエスが十字架で旧創造を終わらせ、復活により第二のアダムとして血によって贖ったその権威をわれわれエクレシアに与えられた。

また、わたしたち信仰者に対して絶大な働きをなさる神の力が、どれほど大きなものであるか、悟らせてくださるように。
神は、この力をキリストに働かせて、キリストを死者の中から復活させ、天において御自分の右の座に着かせ、すべての支配、権威、勢力、主権の上に置き、今の世ばかりでなく、来るべき世にも唱えられるあらゆる名の上に置かれました
神はまた、すべてのものをキリストの足もとに従わせ、キリストをすべてのものの上にある頭として教会にお与えになりました。-Eph 1:19-22

そして命じておられる、「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」(Mark 16:15)。この造られたもの(Gk.ktisis)とは人間だけではない。全被造物のこと、英語では”every creature”である。すなわち、エペソ書にあるとおり、キリストはすべてのものを足の下に置いたのである。全被造物は呻きをもって神の子の出現を待っている(Rom 8:22)。

一言で言って、福音とはすべてをイエスの御名の下に服させることだ。ゆえにわれわれは自然界をも統治する権威を有していることになる。これが下にある竜巻にイエスの名をもって命じる根拠である。ガンに対しても、花粉症に対しても、腰痛による足のシビレに対しても同様。

神の国はいのち統治とかねてより言ってきた。いのちの面は相当に追求もしたが、統治の面をもっと強調する必要がある。われわれは新しい創造物、New Creatureであり、キリストと共に天に座しており、すべてのものを統治する権威を有している。クリスチャンのポテンシャルは計り知れないものがあるのだ。それを使うこと。イエスを信じれば、死んだら天国に行ける的な幼稚なレベルを離脱せよ! 神の御心は、今・ここ、そしてあくまでも地にあるのだ。

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