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ルノワール展-伝統と革新-

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国立新美術館(六本木)にて1月20日から4月5日までルノワール展が開催されている。題して"Renoir: Tradition and Innovation"(「ルノワール-伝統と革新」)。うーん、これはぜひ観ておこう。木曜日にまた六本木で夜を過ごす予定だったので、ちょうどいいタイミング。Dr.Luke的には生のNatureはもちろん素晴らしいが、人の感性を通してConvolutionされた絵画も大いに魅力があるのだ。

芸術も人生も波動のコンボリューション
絵画と音楽と数学と(Dr.Luke的芸術論)

次のルノワールの言葉、信仰生活にも通じると思いませんか:

(絵の師匠グレールの「たしかに君は、自分自身の楽しみで絵を描いているね?」という問いかけに対して)
「もちろんです。もっと言わせてもらいましょう。楽しくなかったら、描きませんって!」

「絵というものはぼくにとって、愛すべきもの、愉しくて美しいものでなければならないんだよ。そう、美しいものだ!人生には厭なことが多すぎるんでね、これ以上厭なものなんかこしらえたくないんだよ。

一枚の絵が愉しいものであって、しかもなお偉大な絵であるとひとに認めさせることはむずかしい、そんなことは、ぼくだってよく判ってる。

フラゴナールはにこやかだったので、ひとはたちまち彼をつまらぬ画家だと語るようになってしまった。にこやかな人間は真面目だと思われないんだな。礼服を着込んだ芸術は、絵画でも音楽でも文学でも、いつもひとをたまげさせるのだよ」

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