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topics this morning

アメリカで3日間でなんと241の竜巻が発生。死者数、少なくとも45。あの映画『デイ・アフター・トモロウ』のシナリオどおりの展開になってきた感じだ。

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241 Twisters in 3 Days

異常気象が続く中で、世界の食糧事情も着実に悪化している。平和ボケしたニッポンでは食料が大量に廃棄されているが、いずれゴミを漁らなくてはならない事態もあり得る。

20 Signs That A Horrific Global Food Crisis Is Coming

そしていよいよCampingの聖書預言解釈による携挙の日「5月21日」が近づいている。アメリカではけっこうな話題を提供しているようだ。彼の論にはひとおり目を通したが、彼の公理に基づいた限りでは理屈が通っているし、面白い。が、公理の選択は「?」なわけで、携挙はどうみても今年ではないだろう。


面白いのは同じ聖書を読んでいても、まったく異なる解釈が生まれるわけで、再建主義では黙示録19章まではすでにAD70年に成就しており、これから至福千年期が始まるわけだ。今の状況は、「ポストミレ・パーシャル」の富井氏によると

O様:フルプレテリズムの場合「紀元70年で完全に成就された、現在が完成型、新エルサレム」で、「じゃあ、この大震災は何なのだ」「これがパラダイス!?」

そうです。
しかし、聖書のどこにも「新エルサレムになったら問題は何もない。戦争も災害もない」なんて書いてないです。
むしろ、「戦い」です。
20章のはじめにサタンは縛られた。
縛られたサタンとの戦いがはじまった。
教会はサタンと戦いながら、領土を拡大する。
そして最終的に世界をエデンの園化する。

私は、彼の言うサタンに毒された「プレミレ」でして、ダニエル書の70週預言(Daniel 9:24-27)の最後の1週(7年)の開始が近いと見ているわけで、「プレミレ」と「ポストミレ」の違いは決定的かつ致命的だ。しかし私はいわゆる「7年前携挙説」は取らない。神の配剤はそんなに安易なものではない。教会(エクレシア)も艱難(前半3年半)を最低限通る。中には大艱難(後半3年半)も通る者もいるだろう。教会も苦難と裁きに与るのだ。今後、私たちはこの違いを目撃するわけで、それぞれの聖書の御言葉の解釈によって生き方も、対応の仕方も決定的に相違する。ある者は神につまづき、ある者は信仰の破船に陥ることもありえる。そして最後に私たちを守るのは、正しい聖書の解釈でもなければ、私たちの信念でもない。ただあの方なのだ。ここでも明確な篩い分けが起きる。

で、最後に夢のある話題を。先にDNAがテレポーテーションするという報告を紹介したが、量子力学レベルでは実証されたようだ。実験的に証明したのは東大応用物理。

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Quantum Teleportation Is a Reality

量子力学では、位置と速度(運動量)は同時に測定できず、Δx・Δp>h(チョンがつく)なる観測の限界がある。さらに物質は基本的に波動であって、シュレーディンガー方程式に従う波動関数(あるいはヒルベルト空間における線形作用素の固有ベクトル)のノルムの2乗が存在確率となり、それによると、私はアチラにもコチラにも存在することができるのだ。つまり「存在」っていったい何?というわけ(「シュレーディンガーの猫」と言われる)。まことに「終わりの日には知識が増大する」とあるとおりだ(Daniel 12:4)。

参考:
絵画と音楽と数学と(Dr.Luke的芸術論)
芸術も人生も波動のコンボリューション

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