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荒野に宴をもうけ

ウォッチマン・ニーの黙想

 箱の中には、二枚の板のほかには何もはいっていなかった。-歴代誌下5:10

 二枚の石の板に書かれた律法は神の民を訴える永遠の証拠となっていたことでしょう。その要求に応えるには彼らは無力であり、その二枚の板が契約の箱の中に収められていなかったならば、それによる罪定めと裁きのみを感じていたことでしょう(1サムエル6:19と比較)。アカシア材と金でできた契約の箱が、私たちの救い主であるキリスト御自身の予型であることはすでに明らかでしょう。彼は私たちと神の裁きの間に立たれるのみでなく、御自身の人間性において律法を「完成」させるために来られました。そこで、今や、私たちを訴えていた板の上の文言は、私たちのために契約の箱の中に置かれたのです。このゆえに証しの箱は契約の箱とも呼ばれるのです。「天地が滅びうせない限り、律法の中の一点一画でも決してすたれることはありません。全部が成就されます。」


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