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寒泉凉酒-一石

七夕。しかし、暑い、と言うより、熱い!風はあるが熱風で、外は暑苦しいほどだ。何気に温泉に立ち寄り、冷泉に浸かる。汗がすーっと引き、まことに生き返る気分。かくして暑を凌ぎつつ、純米大吟醸の冷酒を・・・。その芳醇なる舌の感覚に、ほっと一息、微涼を味わうのだ。これがアイドリング・モードのDr.Luke的夏の過ごし方

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(七絶・平起式・下平声七陽韻)

 驕陽(きょうよう) 流汗 衣裳を濕す
 烈烈たる炎蒸 烟渺(えんびょう)は茫たり
 寒泉に徙倚(しい)し 暑を滌(すすぐ)に堪えたり
 芳醇たる凉酒に 微涼を受けん

(C)唐沢治

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