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現実と世界観

ここで何度も指摘しているが、再建主義者富井氏の世界観はポストミレ。すなわち、AD70年に主は最初の"再臨"をされ*1、すでに現在は至福千年期に入っているが、サタンの走狗であるイルミナティやディスペンセイション主義者などが見かけ上の終末的光景を演出しているゆえに、祈りによって彼らを駆逐し、真の千年期(御国)を実現すべし、というものだ。地上に御国が打ち立てられた暁に主イエスは二度目の"再臨"をされるのだ。

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そこで、彼にとっては、現在の千年期(御国)にふさわしくない諸事象はすべて陰謀ではなくてはならぬのだ。かつてシーザーは言った、「人は見たいことを見たいように見て、聞きたいことを聞きたいように聞く」と。けだし名言だ。しかるに、GOLGO13は言っている、「俺にとって主義思想などは関係ない。重要なのは事実だけだ」と。いや、GOLGO13はすごい。が、富井氏にとっては現実を認めてしまうことは不信仰そのもの、即、敗北主義者となるらしい。

そこで次のクリップ。あらゆる認識や解釈のフレームやフィルターを排して虚心に観て欲しい。これらも陰謀?あなたはどう思うだろうか

Signs Of The Times [Extreme Earth Changes Accelerating Late 2012-2013]

このようなことが起こり始めたら、身を起こして頭を上げなさい。あなたがたの解放の時が近いからだ。-Luke 21:28

果たして、この警鐘と励ましの言葉はAD70年に対するものなのだろうか?そもそも「あなたがたの解放(救い)」とは何を意味するのだろうか?

*1:しかし、よく考えてみると、これでは千年期の前に(最初の)再臨をされたのだかから、立派な"プレミレ"ではないか?そもそも臨に最初と二番目があるというのもなのだが・・・。

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