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新世界秩序:反キリストの霊の台頭

現在、世界を見るとき、個々の事件や個別の国の利益などを見ていてもまったく理解できない様相を呈している。しかし聖書の啓示に従って、キリストの霊と反キリストの霊の相克、すなわち神に受け入れられた者と拒絶された者の葛藤としてみれば、きわめて単純な構図が浮き上がる。すでに何度も語っているとおり、時代はカインとアベル、イシマエルとイサク、エサウとヤコブ、兄と放蕩息子、究極的に山羊と羊の二つの路線が明確に分離される霊的ステージに入ったのだ。

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すでに数年前から語っているとおり、時代は篩い分けの時代。真に主につく者と、敵につく者が分離される。2011年はそれが現れる年。エレミヤ24章にあるとおり:

 バビロンの王ネブカデレザルが、エホヤキムの子、ユダの王エコヌヤと、ユダのつかさたちや、職人や、鍛冶屋をエルサレムから捕え移し、バビロンに連れて行って後、主は私に示された。
 見ると、主の宮の前に、二かごのいちじくが置かれている。一つのかごのは非常に良いいちじくで、初なりのいちじくの実のようであり、もう一つのかごのは非常に悪いいちじくで、悪くて食べられないものである。
 そのとき、主が私に、「エレミヤ。あなたは何を見ているのか。」と言われたので、私は言った。「いちじくです。良いいちじくは非常に良く、悪いのは非常に悪く、悪くて食べられないものです。」
 すると、私に次のような主のことばがあった。「イスラエルの神、主は、こう仰せられる。この良いいちじくのように、わたしは、この所からカルデヤ人の地に送ったユダの捕囚の民を良いものにしようと思う。わたしは、良くするために彼らに目をかけて、彼らをこの国に帰らせ、彼らを建て直し、倒れないように植えて、もう引き抜かない。また、わたしは彼らに、わたしが主であることを知る心を与える。彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる。彼らが心を尽くしてわたしに立ち返るからである。
 しかし、悪くて食べられないあの悪いいちじくのように、―まことに主はこう仰せられる。―わたしは、ユダの王ゼデキヤと、そのつかさたち、エルサレムの残りの者と、この国に残されている者、およびエジプトの国に住みついている者とを、このようにする。」

続き
教皇がユダヤ人はイエスの殺害に責任がないとする宣言をしたが、これによりかえってユダヤ教、キリスト教、イスラム教の間での聖戦が生じることを指摘する記事が。

Prepare for holy wars

現在の反イスラエルの空気は単なる政治的・地政学的なものではなく、霊的なものと指摘し、今後新世界秩序体制(New World Order)が構築されることを予測。現在の中東の情勢はまさにイランによるイスラム世界の構築への動きであるとする。

実際、アフマディネジャドは活発に中国やインドなどと共にNWOを構築することを提案している。これまでの資本主義体制による西側の世界支配は不平等と腐敗を生むだけであったとし、イスラムの教えに基づいた世界秩序を構築する絶好の素地が整っていると彼は見る。

Ahmadinejad calls for new world order

Iranian President Mahmoud Ahmadinejad says Iran and India need to help spread justice in the world as the duo share humane perspectives on international affairs.

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同時にイランとハマスの結びつきをも強め、イスラエルに対するジハードを活発化する動きもある。

Revolution in Egypt Must Unite For Jihad Against Israel

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一方でローマカトリックとユダヤ教は共に世界平和のために協力し合うとする欺瞞が。

Catholics and Jews should work together for “World peace”

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つまり、十字架による贖いをバイパスした真の神を排した世界平和、あるいは新世界秩序の構築。まさにバベルの塔の再建が今目論まれているわけ。その動機はもちろん、反キリストの霊。彼は自らが"神"となる自らの帝国を構築したいのだ。そこで神の瞳イスラエル、そしてキリストの花嫁であるエクレシアを何とか破壊したい。このために彼はあらゆる手段を講じる。一方でクリスチャンを迫害・殺害し、一方で人権などを訴えて真理を毀損する。かくして真の福音を見えなくする。

この世の神が、信じようとはしないこの人々の心の目をくらまし、神の似姿であるキリストの栄光に関する福音の光が見えないようにしたのです。

先にイギリスにおいてホモを批判するクリスチャン夫妻がフォスターペアレントの資格を剥奪された判決が出されたが、これもまさにその現われ。そしてアメリカにおいてもクリスチャンに対する迫害が起きてくる危険性が指摘されている。

Attorney: Expect anti-Christian discrimination to 'ramp up' in U.S.

Charlie Butts - OneNewsNow - 3/4/2011 7:25:00 AM

A Christian attorney says the U.S. is not far behind Great Britain when it comes to the impact of what he describes as the "radical homosexual agenda."
・・・
Consequently, he continues, it is not a time for Christians to sit on the sidelines or sleep through the process.

"Our Judeo-Christian founding is under assault," he contends, "and unless Christians get back about the business of standing firm for biblical principles in our culture and within public policy, then we can expect this kind of discrimination and persecution to continue and to ramp up right here in the United States."

ロシアにおいても確実にイスラムの霊が浸透している。ゴグは現に生きている。

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Gog is Alive and Well and Living in Russia

クリスチャンはすでに傍観者として寝ている時代ではなく、真理に従って、イスラムの霊、この世の霊、反キリストの霊に対して立ち上がる必要があると訴えている。

今後起きてくることは単純だ。あらゆる聖書的価値観、霊的要素に対して、あらゆる面からの攻撃と批判がなされ、私たちの口を塞ごうとする一方、可能である場所ではクリスチャンを殺害する。すでに、現に起きている。そしてイスラエルに対してもあらゆる誹謗中傷により、国家的抹殺が企てられるだろう。これらのことが、セキュラーな国家や人々からだけでなく、ローマカトリックやメインラインのキリスト教からもなされるだろう。形はヒューニズムや正義の仮面をかぶっているが、その実は神に拒絶された者の嫉妬・妬みがその動機。真理を拒絶し、安っぽいヒューマニズに堕ちたニッポンキリスト教でもすでにそれが起きている。識別は簡単。人の目に良く、好ましく、賢くするように見えることは100%欺瞞である。

ニュー・ワールド・オーダーへの動き、バベルの塔の再建への動きは、2011年に入って確実に早まっている。あなたなら二つのかごのイチジク、どちらを願うだろうか?欺かれずに最後まで耐え忍んだ者は幸いだ。

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