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主の再臨の二面性

時代は明らかに終末の様相を深め、ダニエル70週の予言の成就が近いと感じている。こちらに面白い写真がある。

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あたかも雲に包まれて来臨されたキリストのようだ。
続き
事実、主の来臨にはふたつの相がある。ひとつは第7のラッパが鳴る前に、雲に包まれて密かに来られる相。そして第7のラッパ(最後のラッパ)が鳴る時、エクレシアを空中へと引き上げる(1Cor 15:52,1Thess 4:17)。

また私は、もうひとりの強い御使いが、雲に包まれて、天から降りて来るのを見た。その頭上には虹があって、その顔は太陽のようであり、その足は火の柱のようであった。
その手には開かれた小さな巻き物を持ち、右足は海の上に、左足は地の上に置き、ししがほえるときのように大声で叫んだ。-Rev 10:1-3

雲に包まれて天から降りてくる強い御使い。虹で飾られ、顔が太陽のよう、しかも開かれた巻物を持つ。巻物を開く権威はキリストだけが持つ。ゆえに、この御使いはキリストご自身だ。聖書では、新旧どちらも、キリストはしばしば「御使い」と呼ばれている。一方、マタイでは

人の子の来るのは、いなずまが東から出て、西にひらめくように、ちょうどそのように来るのです。
・・・
だが、これらの日の苦難に続いてすぐに、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされます。
そのとき、人の子のしるしが天に現われます。すると、地上のあらゆる種族は、悲しみながら、人の子が大能と輝かしい栄光を帯びて天の雲に乗って来るのを見るのです。
人の子は大きなラッパの響きとともに、御使いたちを遣わします。すると御使いたちは、天の果てから果てまで、四方からその選びの民を集めます。-Matt 24:27-31

これは最後の7番目のラッパの中の出来事。つまり「7つの鉢の裁きの時」であり、「第3の災い」と呼ばれる期間だ(Rev 11:14)。7年の後半3.5年の大艱難の主なる内容となる。この時にはキリストは雲に乗って来られる。これは全世界の人々が目撃できる公の来臨である。そして神の選民、すなわちイスラエルを世界中から集める。しかし世の人は主の再臨を悲しむのだ。

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かくして次のチャートを見て欲しいのだが、苦難のとすぐ後に、月が赤くなり、太陽が光を失う時期はまさに2011年から2018年の間に該当するのだ*1。しかもこの現象がユダヤ教の祭りとシンクロする。こういう特異的な配置を持つ期間は、これ以後、500年以上出現しない*2

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私は『レフトビハインド』系のいわゆる「7年前携挙」説は採らない*3。神のエクレシアに対する配剤はそんなに安易なものではない。おそらく中間点(荒す憎むべき者が神殿に立つ時点)までに、勝利を得る者たちは初穂として密かに挙げられていくであろう。が、大多数の引き上げは後半の3.5年の時、7つの鉢の裁きの前になるだろう。密かに挙げられる者たちはエノクのごとく、神と共に歩むうちに挙げられてしまう。2012年のアセンションとか、ニューエイジ系の人々が騒いでいるが、クリスチャンのアセンションは現在の地上での経験の延長に過ぎない。ただ、この旧い肉体から解放されて、主との交わりをなんら妨げなく味わうことができるのだ。

まことに、マラナタ!


*1:1967年6日戦争では奇跡的にイスラエルが勝利したが、この年は「ヨベルの年」と言われている。次のヨベルの年はそれから50年後の2017年だ。
参考:終わりの兆候(神の数学)
*2:今のような世界が今後500年も続くと思うと、私は絶望してしまうのだ。ちなみにこちらは最近開発された額につけられる"しるし"

ファイル 2423-4.jpg
*3:この9月末のロシュ・ハシャナに携挙があると言う人々もいるが、私的には、これはありえない。あったとしても密かな個別のケースであろう。つまり携挙をもって最後の7年の開始と見ていると、判断を誤るだろう。

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