燃えない秋
- 2011/12/07 22:03
- Category: 書籍
- Tag: 五木寛之
今年は燃えない・・・。
が、この時期のわが愛読書、五木寛之の『燃える秋』。彼の硬質にして透明感のある文体が好きなのだ。今注目のイランが舞台のオトナの恋愛小説。秋の夜長を・・・・。
京都とイランを舞台に、男と女の揺れ動く心を描く、壮大な恋愛小説!
祇園祭の宵山の雑踏で、岸田と出逢った亜希。初老の画廊主の恋人がいながら、亜希は岸田に惹かれてゆく。暗い性の深淵か、真摯で穏やかな結婚生活か。どちらからも自由でいることを選び、亜希はイランへと旅だった。