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主の大いなる恐るべき日のしるし?

まず前提として聖書をそのままに取る立場の私としては次の聖句を認めるものである:

ついで神は、「光る物は天の大空にあって、昼と夜とを区別せよ。しるしのため、季節のため、日のため、年のために、役立て。-Gen 1:14

さてここで次の聖句を見てみよう。もちろん使徒行伝のものは一部言葉が異なるがヨエル書の引用である。

主の大いなる恐るべき日が来る前に、太陽はやみとなり、月は血に変わる。-Joel 2:31

主の大いなる輝かしい日が来る前に、太陽はやみとなり、月は血に変わる。-Acts 2:20

私は見た。小羊が第六の封印を解いたとき、大きな地震が起こった。そして、太陽は毛の荒布のように黒くなり、月の全面が血のようになった。・・・御怒りの大いなる日が来たのだ。-Rev 6:12;6:17

まず第一に、これらの三つの聖句は同じ事象を語っていると思われる。極私的には、文字通りにここから子羊のみ怒りの日、すなわち大艱難期に入ると考えている。ちなみにダニエル預言(Dan 9:27)の最後の1週(7年)の前半は人類の罪が満ちる期間(艱難期)、後半は神の裁きの期間(大艱難期)である。これは黙示録6:12から見ると第六の封印が解かれる時だ。そして第七の封印の内容が七つのラッパ、第七のラッパの内容が七つの鉢の裁きである。極私的には第七のラッパが最後のラッパであり(1Cor 15:52)、この時に死者の復活と一般の携挙が起きると考えている。

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つまり、大艱難期に入る時には、太陽は暗くなり月が赤くなるのだ。上の創世記の聖句をそのままに取るならば、この天体事象が起きるときがまさにその時となる。そこでNASAのサイトを見てみよう。すると、2015年3月20日(ユダヤ宗教暦の新年)に完全皆既日食が、同年4月4日(過ぎ越しの祭り)に赤い月が出現するのだ。つまり太陽は暗くなり月は赤くなる現象が続いて起きる 

うーん、するとだ、すでに最後の1週に入っている?*1前にメッセでも語ったが(2010年に開始した「時代を聖書で見る」シリーズ全24回を参照)、最後の1週の条件となる年は2011年、2014年、2017年、2019年などがあり得るのだが、2011年の秋頃から入っているとすれば、2015年の春はちょうど3年半後となるのだ・・・。艱難前携挙説を採る人々はまだ教会が残されているから大丈夫と判断すると思うが、これは罠に落ちる。うーん、ヤバイかも、だ少なくとも言えることは、かなりニアな時期に入っていることは間違いないであろう*2

*1:それとも聖句にある事象は通常の天体現象とは異なる特殊なもの、か?
*2:もちろんポスト・ミレを採る再建主義の立場からはトンデモなことになるのだが・・・。

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