ルノワール展-伝統と革新-
- 2010/01/26 12:01
- Category: 日記
- Tag: 芸術 日常 六本木
国立新美術館(六本木)にて1月20日から4月5日までルノワール展が開催されている。題して"Renoir: Tradition and Innovation"(「ルノワール-伝統と革新」)。うーん、これはぜひ観ておこう。木曜日にまた六本木で夜を過ごす予定だったので、ちょうどいいタイミング。Dr.Luke的には生のNatureはもちろん素晴らしいが、人の感性を通してConvolutionされた絵画も大いに魅力があるのだ。
・芸術も人生も波動のコンボリューション
・絵画と音楽と数学と(Dr.Luke的芸術論)
次のルノワールの言葉、信仰生活にも通じると思いませんか:
(絵の師匠グレールの「たしかに君は、自分自身の楽しみで絵を描いているね?」という問いかけに対して)
「もちろんです。もっと言わせてもらいましょう。楽しくなかったら、描きませんって!」
「絵というものはぼくにとって、愛すべきもの、愉しくて美しいものでなければならないんだよ。そう、美しいものだ!人生には厭なことが多すぎるんでね、これ以上厭なものなんかこしらえたくないんだよ。一枚の絵が愉しいものであって、しかもなお偉大な絵であるとひとに認めさせることはむずかしい、そんなことは、ぼくだってよく判ってる。
フラゴナールはにこやかだったので、ひとはたちまち彼をつまらぬ画家だと語るようになってしまった。にこやかな人間は真面目だと思われないんだな。礼服を着込んだ芸術は、絵画でも音楽でも文学でも、いつもひとをたまげさせるのだよ」