|
注解書を見てみました。参考してください。
霊において、キリストは捕らわれの霊たちのところに行ってみことばを宣べられた - 本節は非常に解析に苦しむ箇所である。本文の霊は誰なのか? もし、霊をイエスキリストとするなら、イエスキリストが宣べられた、さもなければ、旧約時代の預言者たちを通して宣べられたのか、そして、イエスキリストが宣べられたならば、誰に、いつ、何を述べ伝えたのかについて色んな異論がある。 (1) 'エノクの霊'が陰部にいる堕落した天使たちに宣べられたと主張(Nestle, Harris, Moffatt, Goodspeed) (2) キリストが死なれてから復活する間、ノアの大洪水の時に滅ぼされ、陰部に閉じ込められた者等を救う為に宣べられたと主張(Bigg, Hunter) (3) キリストが受肉前に聖霊としてノアを通して当時の罪人を救う為に伝道したと主張(Jerome,Augustine, Aquinas)。この見解では 捕らわれの霊たちのところ は この世 を意味する。 (4) キリストは堕落した天使たちに伝道したと主張する(Blum,Dalton,Kelly)。 この四つの中、3番目が一番妥当であろう。(20節; 1:10,20; Uペテロ 2:5)
と書いています。 誰も簡単に解釈できない箇所でしょうね。 |