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燃える秋

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いよいよ色濃くなってきました。が、今年は台風で葉が散っているせいか、すでに裸の木が多いような感じです。そのフラクタルもまた美しいですが、加えて寒桜と寒椿が華やかさを添えてくれています。

          * * *

ファイル 1137-1.jpgで、今読んでいるのが、五木寛之の『燃える秋』。ペルシャ絨毯を巡って、中東を舞台にした亜紀と岸田の愛の運命は・・・と言うわけだが。五木寛之には『戒厳令の夜』ではまったが、その硬質な文章に惹かれるわけ。自分では女性を描くのが下手と言われるが、むしろそれが彼の作品の魅力。女性が自立し、ひとりの人格を持った存在として描かれる。要するにオトナの恋愛。対して渡辺淳一的な男女の描写は私の好みではない。

これ、1978年に映画化されているようだ。主演は真野響子と北王子欣也。ちょっとTSUTAYAあたりを探してみようかと。

          * * *

ヴィデオクリップは、例によってジョッギングライヴ。観てからつまらんと憤慨しないくださいませ。



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Comment

エシュコル

beautifulですね。我が近所にも似た所があり、酒の名前にもなっています。

ルークさんが以前蜘蛛の巣について言ってましたが、それ以来巣を見つけると写真を撮ったり、糸を切ってみたりしています。
実に不思議ですよね。

  • 2009/11/21 09:18
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