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今年のチャレンジ

ファイル 1209-1.jpgこれまで何度か挑んで挫折してきた『三国志』にチャレンジするつもり。横山光輝の漫画版も全部そろえたが、なぜか挫折。漫画すら読破できなかったのだ。ちなみにカミさんは二度読んだとか。吉川英治版は文章が硬いので、今回はハードボイルド作家北方謙三版を。彼の文章は短く、しかも軽い。装丁も見易い。

と言う安易な理由で北方版全13巻に挑戦するつもり。内容的には陳寿(ちんじゅ)による『正史』に準拠し、北方流に調理している。まずは読み易い。吉川版では漢字で難儀するが、こちらはルビも見易く、教養のないDr.Luke的にはきわめて有り難い。北方氏はほぼ2ヶ月で一巻づつ仕上げたようだ。私もこのペースでとにかく最後まで行くつもり。

追記:北方氏は曹操を高く買っており、劉備の名参謀と言われた諸葛孔明は、実は連戦連敗で、あまり有能ではなかったとか。ジョン・ウーの『レッドクリフ』では金城武が好演していましたが、けっこうコレまでに刷り込まれたイメージが壊される(修正)されるようで、楽しみではあります。

追記の追記:鳩様の軍師藤井氏もどうもいかがなものかと。小沢氏との確執もあるみたいですが、この内閣、いよいよ崩壊モードが進行してきました。

Comment

エシュコル

明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致しますm(__)m

しかしルークさんともあろうお方が挫折されるとは…なんか身近な人に見えてきました!?

  • 2010/01/04 20:54
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DJ Jerry

新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

奇遇ですね。僕は今、元祖ハード・ボイルド

ヘミングウエイを読んでいます。北方謙三と

同様、短く簡潔な文体です。余計な形容詞は

一切ありません。ヘミングウエイはジャーナリスト

から小説家になったので、「真実」に拘った作家

です。「言葉は少なくとも潜在的にウソである」

と信じていたので、必要以上に言葉を使わないようにし

た結果があの文体になったそうです。北方謙三も

日本を代表するハードボイルド作家ですから、

無駄な飾りがなく読みやすい文章だと思います。

三国志。是非途中経過を教えて下さいね。

  • 2010/01/04 23:23
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Luke

エシュコルさん、Jerryさん、今年もよろしくです。北方氏の文章は私的には実にありがたいですよ。

「言葉は少なくとも潜在的にウソである」

コレは名言ですね。人はしゃれべればしゃべるほど、自分を暴露するものですから。真実な言葉は神の言葉のみ。

  • 2010/01/05 09:38
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