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Dr.Lukeの一言映画評と本日の4冊

ファイル 182-1.jpg朝はジョッギング。午前中はプールとサウナ。午後はラゾーナにてランチの後、映画。『アース』。紹介はこちらを。この手の映画はそれぞれで観ていただくしかないが、まず地球の美しさに感動。同時にそれを人間が壊しつつあることを改めて認識させられる。白熊が融けた氷の海を何日も漂い、最後には獲物を捕獲できず餓死していく。広大な海をひたすら当てもなく漂う白熊はわれわれ人類の運命でもあるのだ・・・。とにかく観て下さい。帰りにSPA LIBUR YOKOHAMAにて温泉。

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ファイル 182-2.jpg本日は4冊ほど仕込む。一冊目は『円の未来』(光文社)。二冊目は『藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義』(光文社文庫)。この著者の解説は、ご本人がディーラーだけに、きわめて実践的で理解し易い。ファイル 182-3.jpg三冊目は『知られていない原油価格高騰の謎』(技術評論社)。この出版社はIT関連の書籍が中心だったのだ、ついにこちらにも!?この手の話には必ず誰かが儲けて、誰かが損しているわけ。経済はゼロサムゲーム。果たしてその仕掛け人は?ファイル 182-4.jpgファイル 182-5.jpgそして最後はあの不正監査で崩壊した青山会計事務所のドキュメント、『小説会計監査』(東京経済新報社)。実はこの事件は私の友人の公認会計士も関わっておりまして、少々話は聞いているわけ。複式簿記と言う、ゲーテに言わせると「人類の知的資産」をどういじくると粉飾できるのか。私もわが家の会計はすべて複式でやっておりまして、今昨年度の決算処理でごった返しているわけです。経理の本質は仕分けにあるわけですが、企業経理ともなるとかなり複雑であって、それでいろいろといじれるわけですね。私も一応会社を持っているのですが、今ちょっと会社更生手続きについても学んでおります(いや別に私が窮地に陥っているわけではないですが・・・)。正常の経理よりはこのような病理的経理を研究するとけっこう本質が見えてくるのは人間の精神と同じと感じる次第。

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