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本日の一冊

平成19年度分の確定申告を提出してきた。還付金請求の場合は期日前でも受け付けてくれるわけ。温泉1回分にはなるのだ。私は20台からの確定申告書をすべて保存している。サラリーマンの方は年末調整で済ませているのだろうが、ぜひ自分で確定申告することをお勧めする。これで税制や経済、さらに政治にも関心が高まるのだ。同時に毎年の主の真実な満たしも数字として知ることができる。

ついでに家長である者は、家を経営する者として、ぜひ複式簿記を勧める。これによって、主婦の家計簿レベル(金銭出納のみ)ではできない、自分が神から預かっている資産の管理もきわめて詳細にできる。また自分の財政状況を客観的に把握できるので、経済的な不安などからも解放される。一般に、不安を抱く場合は、その対象が不明瞭であることが多いのだ。真実をありのままに直視することができれば不安から解放される。何をどうすべきが分かるからだ(自己制御できるから)。

加えて財務諸表(B/S&P/L&キャッシュフロー)が読めるようになると、自分の会社の状態も把握できるし、ひいては世の動きも読めるようになるのだ。第一、他人の懐具合を覗くことはけっこう楽しいし^^。(クリスチャン・トゥデイはついぞ約束した財務諸表を出して来ないが・・・)。ちなみに定期的に献血して自分の血液データもぜひ保存されると良い。私はこれも20代の頃から保存している。これで異常値の発見が容易になるし、体調の管理もできる。創世記で神はアダムに「地を治めよ」と言われたとおり、信仰生活にとって「管理」は重要なキーワードである。

ファイル 203-1.jpgさて、本日の一冊は、泣く子も黙るイスラエルの諜報機関モサドの前長官ハレヴィ・エフライム氏によるそのままのタイトル、『モサド前長官の証言「暗闇に身をおいて」』(光文社)。現代の中東史、さらには世界史の生の証言である。彼らからすると現在のの対テロ戦は"第三次世界大戦"なのだ。一般の日本人にとっておそらく最も理解し難い国家がイスラエルであり、パレスチナ紛争。その根はBC2000年のアブラハムの子、イシマエルとイサクにまで遡るのだから。日本人にとっては縄文時代の因縁が現代の紛争になり得ること自体、その時間観念から見てもアンビリーヴァボだろう。

世界情勢の真実も会社経営状態の真実も、情報が集まる所にいると正確に把握できる。前者では諜報機関であり、後者では経理課である。諜報機関のエージェントとお友達になることは一般の人には困難だろうが(ちなみに私は"中国の工作員"とされておりますが・・・)、自社の経理課にはぜひ友だちを作ることをお勧めする。・・・もちろん会社が倒れる時、真っ先に逃げるためだ。

それにしても今回の毒入り食品事件で、冷凍食品の7割が中国製と知って驚いた次第。さすがの中国工作員の私も知らなかったわけで・・・。しかしこれは自然に混入したと言うよりは、何かの意図を感じますね。zionさんが書かれたように、食品テロかもしれません。ここでもまたニッポンはその脆弱性を露わにしてしまいましたが・・・。マネー、オイル、穀物、食品と、どれをとっても自ら管理できない国家、これが去勢されたわがニッポンの真実なのだ。

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