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本日の一冊

ファイル 238-1.jpgここでもよくレスを下さるzionさんが紹介して下さって知ることになった、元日本経済新聞社記者、元「フォーブス」アジア太平洋支局長ベンジャミン・フルフォードの『暴かれた闇の支配者の正体』。アメリカ社会の真の闇の統治者は誰か。FRBが私的機関に過ぎず、マネーを自由に刷ることができる力を持ったロックフェラーが世界を動かしているなど、すでに20年ほど前にアングラ系の人々の間で言われていた内容。そう言えば最近あまり表に出ない宇野正美氏も同じようなことを言っていた。

が、今日911テロなどの形で裏の動きが表に出てくるようになり、「フォーブス」の支局長まで務めた同氏も2年ほど前から陰の権力者の存在に気がついたとのこと。それ以来自身もいろいろな脅迫や圧力を受けるようにもなったそうだ。例えばあのミラーマンこと植草教授も、当時りそな銀行と自民党のつながりを暴露する本を出版する直前であったらしい。告発者のクレジットを落とす策はきわめて定石どおり。あのケネディ暗殺を追った地方検事ギャリソンなども同じ運命を辿っている。

さらにりそな銀行に関係しては、記者や会計士など数人の不審死事件が起きている。またあの石井弘毅議員の刺殺事件についても、同氏は真犯人を知っているが、"保険"として現在は公表できないとのこと。もし自分に何かがあった場合は、すぐにそれがマスコミなどに明らかになる仕掛けが用意されているらしい。

まあ、マスコミなどに出る情報は、要するに出してもイイものに過ぎないわけで、出せないモノが相当にあることは推測できる。下手にそれらにタッチするならば、命が危なくなることもあり得るわけだ。ベンジャミン・フルフォード氏は日本に帰化したようで、青い目の侍とも呼ばれているほどに、日本に入れ込んでいるようだ。面白い人物であるので、これからウォッチしたいと思う。

Comment

zion

ただ念のため。
彼のブログを読んでみますと、彼は「霊の声」を聴いています。我々としては一定の距離を持つべきかもしれません。確かにユニークなジャーナリストですが。

  • 2008/02/26 22:06
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zion

  • 2008/02/26 22:29
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sky

ベンジャミン氏のこの本は、ちまたでよく見る本と違って、謀略関係の事項を冷静に吟味してあるという印象を持ちました。(以前、mixiに書いた記事を、この機会に思い出して、ブログの方にも(便乗して?)載せさせて頂きました。ブック・オフに足しげく通っていると、こういう新刊には、たいがい出会いますので。)

「たった10億円で長銀を買い取り、国民の税金5兆円をふんだくって経営再建し、1兆円の利益を上げたのだ。これが、リップルウッドたちがやったことである。

このときのボロもうけによって、リップルウッドの代表者やゴールドマン・サックスの有力者だったアメリカの投資家・クリストファー・フラワーズは個人で1000億円の利益を上げたといわれている。」

・・・と、この本の33ページに書いてありますが、本当なら、開いた口がふさがらないのですが。。。。

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