Entry

トップ > 独白 > 2012年のキーNo.=153

2012年のキーNo.=153

今朝も気持ちいい走りだった。すでにバディは正月モードを脱した。

さて、昨年この時期、フィボナッチ数列の極限としての黄金数φを紹介し、その表現が「1」並びとなることにからめて、2011年の鍵となる数字は「1」並びと指摘した。特に「11」に注意せよと言った。そして3月8日に"3.11"を警告して、その通りになってしまった。その後も「11」が鍵となった。

で、今年は?何気に思いを巡らせていると脳裏に浮かんだ数字がある。「153」だ。

シモン・ペトロが舟に乗り込んで網を陸に引き上げると、百五十三匹もの大きな魚でいっぱいであった。それほど多くとれたのに、網は破れていなかった。-John 21:11

ここの記事はもちろん主の祝福の場面であり、復活の後、弟子たちに姿を現した3番目の機会だ。朝の食卓を準備せよと言われた後、主を三回裏切ったペテロに対して、主は三回「わたしを愛するか」と問うている。邦訳では「愛するか」と同じ単語に訳されているが、主は二回目までは「アガペするか」と問うのだが、ペテロは「フィレオする」と答えている。しかし三回目は主も「フィレオするか」と問われ、ペテロは「私があなたをフィレオすることはあなたがご存知です」と答えざる得なかった。この場面に自分が置かれたらいかなる気持ちでおれるだろうか。「愛」は切り分けられる必要がある。人間的な魂の愛は必ず発酵し、腐敗し、酸くなるのだ。

これは単によく言われる傷心のペテロをいたわる話ではない。「切り分け」の話だ。事実、この直後に、主はペテロの殉教を予言しているのだ。ちょうど三回鶏が泣くと、主を三回否むとペテロに予言した時と同じだ。違いは?・・・そう、先の予言とこの予言の間には主の復活があるのだ。ペテロは大衆の前で大胆に主を証しし、最後は主の予言のとおりの死によって栄光を現した。まことにペテロは別人の如し。何が彼を変えたのか?主のいたわり?アブソリュートリー・ノー!ペテロを変えたのは十字架における死と復活である!この死と復活を経ずして私たちの証はない*1

・・・とここまでにして、「153」に戻ろう。まずは素因数分解すると

素数17が出るが、さらに

ここで17は律法の完全数10と安息日の7の和。これはボーリングのピンの配置にすると、三角形に並ぶゆえに、「三角数」と言われる。さらに階乗(!)で表すと

ここで、例えば5!=5×4×3×2×1でしたね*2。さらに面白いのは、各桁の数字を3乗して加えると153に戻るのだ。つまり

幕屋や神殿の至聖所の形状は立法体。つまり3乗の形。私たちエクレシアの究極的完成の姿である新エルサレムも立方体(Rev 21:16)。3はもちろん父・子・聖霊の三にして一なる神の数字。

さらに面白いのは、ローマ時代にクリスチャンが迫害されたとき、彼らの象徴は魚だった。魚はギリシャ語では"IΧΘΥΣ"*3。ギリシャ文字には数値が対応しており、この5つの数値を足すと1224になる。そして1224=153×8なのだ。8とはノアの家族の数であり、主が律法に従って8日目に割礼を受けた数値、復活の後8日目に疑いのトマスに現れ、ヨハネ福音書の8番目に来るしるしが復活だ。すなわち律法を全うして復活した証の数字だ。つまり153はキリストを構成する数値。ここで十字架による死と復活に戻るわけだが、いかがだろう。153匹の魚。それは主の復活の証であり、祝福を意味する。

今のニッポンキリスト教を見れば明らかなとおり、現在はカインの霊とアベルの霊の相克がもろに地上に現れる時代。自ら十字架を拒絶して神に拒絶された者たちが、神に受け入れられた者に対する嫉妬と憎悪を燃やす時代だ。そして今年のキーワードは"Destruction & Uncontrolable"。主は問われるのだ、「あなたは自分の十字架を負って、自分を否みつつ私に従うか?」と。これはそれぞれの責任(5)だ。三角数であり、3つの立法数の和である153と一体化される者は幸いだ。それはキリストと共なる死と復活(Rom 6:5-8)。あくまでも自己(セルフ)を主張し("神"とし)、153を拒絶する者は災いである。この切り分けが明確にされる年となろう。

神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましい、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。造られたもので、神の前で隠れおおせるものは何一つなく、神の目には、すべてが裸であり、さらけ出されています。私たちはこの神に対して弁明をするのです。-Heb 4:12-13

ニッポンキリスト教がすでにセルフ教に堕して久しいが、あなたは誰の道を歩むだろうか。My Way? or His Way?神の真理を拒絶する者にとっては大いなる混乱と悲惨に見舞われるであろう2012年。憐れみを受け、共に「153の祝福」に与ることができれば幸いである。これは立方体に留まることでもある。

God Bless!

*1:遠藤周作は、弟子たちの変化は不思議、未知の要因「X」が働いた。それが何なのか、と書いている。私の本の副題は「ファクターXの再発見」だが、由来はここにある。
*2:5は被造物の数字4と神の数字1の和で、互いの責任を表す数字。
*3:ある人がギリシャへ行ったら、新聞が数学記号ばかりだったと驚いたとか・・・(笑)。これは「イエス・キリスト・神の子・王」というギリシャの単語の頭文字を並べたもので、「魚」となるのだ。またイエスを支配する星座は魚座。これに対してニューエイジでは水瓶座だ。ニューエイジとはキリスト後の新しい世界と言う意味で、要するにキリストの支配は終わるとするわけ。

Comment

DJ Jerry

153。かなり面白い数字ですね。153-10も面白いですよ(^^)/

  • 2012/01/05 18:22
  • Edit

zion

666から153を引くと513で並びが変わる。
3*3*3*19 なんか意味あるかな。。。

  • 2012/01/05 22:15
  • Edit

ICHIRO

面白いです。うーん、面白い。

  • 2012/01/05 23:36
  • Edit

非公開

管理者にのみ公開されます。

  • 2012/01/10 11:35
  • Edit
Access: /Yesterday: /Today: