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燃えあがる秋、そして中東

また金曜日。講義に萌えた後、いつもどおりまったりと過ごしている。秋が深まってきた。わが朝のジョッギングでも木々の葉が燃え上がりつつある。空気もピシッとしまり、実に気持ちのイイ時期だ。私は5時半には起きて、明るくなるのを待って走り出す。新鮮なO2とβエンドルフィン、セロトニンを堪能することができる。かくして走っている最中に身体から魂が分離するような感覚を味わいつつ一種のトランス状態に入るのだ。これで前に転んでしまったわけだが・・・。

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中東も燃え上がりつつある。イスラエルとハマスが全面対決の様相を呈してきた。少なくともハマスはイスラエルは地獄の門を開いたと宣言、リーダーを殺された以上、最後までヤルだろう。

イランの核開発は着々と進展しているようだが、彼らは"Apocalyptic Holy Man"の出現を求めているのだ。要するにシーア派の終末論として、12番目のイマームがマハディとして出現し、異教徒を殲滅した後、イスラム帝国を地上に打ち立てると言うわけだ。いわゆるリベラル系キリスト教徒が主の再臨に対してさほど真剣でなく、むしろそれを待ち望む者たちを狂信者扱いするのとは対比的だ。彼らにとっては主の再臨などは妄想なのだろう。もともと聖書そのものを神の言葉としていない彼らは、本質的に主のいのちを得ているか否かも、実は不明である。キリスト教徒ではあるが、クリスチャン、すなわちエクレシアの構成要素では必ずしもないのだ。しかるにキリストの御霊を得た者たちの大きなのひとつの証明は、主の文字通りの再臨を待ち望むことだ。シーア派に負けず、主よ、来たりませ。

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