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2014年冬眠期間のチャレンジ

いや、気持ちがイイ。この朝の空気で生かされる。帰っての風呂。30分くらい漬かるのだが、これでHSPが生産される。よってお肌もつるつるだ

さて、今年の冬の過ごし方をいろいろ考えているが、もちろん温泉やJazz LiveにDisco*1などは昨年どおりだが、先にも書いたように、ひとつはローマ史、もうひとつは、何と源氏物語に挑戦する気持ちがむくむくと生じてきた。実は今、かつて古文の勉強のために百人一首をすべて覚えたのだが、なんとなく懐かしくて手に取ったこの文庫本にはまっている*2

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先に大友家持の歌を紹介したが、これで百人一首を再度と思い出し、若いころはそれほどでもなかったのだったのだが、和泉式部の歌*3がえらくなまめかしく感じられ、次の紫式部*4の歌で源氏物語へとつながった次第。

まあ、私のすることはいつもこんなアソシエイションによるのだが それにしても彼女たちの感性の繊細さとことばの豊かさに改めて感動しているところだ。漢詩と古文。かつては受験科目の一部だったのだが*5、その世界がこの年齢になって、実にみずみずしくかつ豊かに迫りきて、私の心の中にビビッドに展開するのだ。やはり、少しは人生の酸いも甘いも味わって熟れてきたのだろうか?

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で、原文ではやや重いので、やはり瀬戸内寂聴で入っていこうかと。熟男(うれだん)は源氏物語を読む-これ2014年のキャッチコピーにしよう。

*1:早速FBとLINEにて一昨年度の学生たちから飲み会のリクエストがあり、では、やはり六本木のMAHARAJAHで、となりそうだ。
*2:装丁が萌え系だったので、つい手に取ったとも言えるが・・・はは
*3:あらざらむ この世のほかの思ひ出に いまひとたびの 逢うこともがな
*4:めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬまに 雲隠れにし 夜半の月かな
*5:私はセンター試験どころか、共通一次をも知らない世代だ。が、当時東大は独自の1次試験があり、理系でも理科系科目以外に現代文・古文・漢文と社会二科目を課せられた。ちなみに社会も苦手で、困った挙句、過去問を調べると四択の「2」の正解率が高かったので・・・というわけこれでパスしたのであるからなんとものどかな時代だった。

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