本日の一冊
- 2009/01/20 19:54
- Category: 書籍
寒い時期の楽しみのひとつ。仕事から帰宅して、冷酒で体を温め、ややぬるめの風呂に入ること。私は風呂好きで、風呂に浸かりつつ本を読むのだが、時には何と1時間ほど浸かっている。しかも眠るのだ。これが実に気持ちいい。多分これは子宮復帰願望を満たしているのだろう。温かい水の中に浸かる心地よさ。
* * *
さて、芥川隆行氏による次の台詞をご存知の方はその年代が分かると言うもの。私も小学生の頃、土曜日の夜、わくわくしながら観たもの。うーん、懐かしい・・・。
今日もまた地球のあらゆるところで
陰謀、裏切り、暴動がうずまく。
その渦中に飛び込む彼ら
恋も、夢も、希望も捨てて
非情の掟に命をかける
彼らの求めるものは自由、
願うものは平和
彼らはこう呼ばれた
字幕で:KEYHUNTER
(若い人のために下に懐かしの映像を貼っておきます・・・)
で、本日の一冊は『機密指定解除-歴史を変えた極秘文書』。50通のCLASSIFIEDな文書がその機密指定を解除されて、私たちの目にも入るようになった。その文書と当時の政治状況を解説し、その文書の持つ意味を解き明かしている。
情報はそれを受ける側にそれなりの備えがなくては意味をなさない。前にも江畑謙介氏の本や佐藤優+手嶋龍一氏の本を紹介したが、WWⅡ時代も含めて今のニッポンの一番弱い点。インテリジェンスは単に情報を収集するだけでは意味がない。それをフレームの中に位置づけ、コンテキストを読み解く必要がある。受け手によって金にもなり、クズにもなるのが情報。
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