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永遠の青春の巨匠

ファイル 786-1.jpgついに4月!新しいスタート。私は明日から会議が入り、来週から始動。で、森田健作氏が千葉県知事に当選とか、前回の雪辱を果たした。しかし彼は若い。森田塾と言う若者たちを農業で鍛える塾も運営している(確か2,000坪の農地を持っているはず)。昭和24年生まれだから、もう60近いわけですが。

思い起こすと、ユキコにほのかな想いを寄せていた中学三年の春、彼の『俺は男だ!』が日曜夜に放送されていた。月曜日にはクラスの中でその話題で盛り上がったもの。小林弘二と吉川操との恋の行方がどうなるか、これが一番の焦点だった。吉川役の早瀬久美の舌足らずのしゃべりがけっこう魅力だったが、一部には、恋人には小林の剣道のライバル丹下竜子の方がイイという声もあった。当時はウーマンリブが流行で、ドラマでも女に押され気味の小林が懸命に「俺は男だ!」と叫ばざるを得なかったわけ。

このドラマの小林弘二は、実は、森田健作自身の投影像なんだと思う。今回の選挙でもまさに小林弘二か森田健作か、もう二人が入り混じっているノリとテンション。ワザとらしくない(まあ、彼だからで、他の人だったらむかつくかも)、森田の若々しい振る舞いは好感が持てるし、国家議員の経験も生かしつつ千葉県建て直しにも期待する次第。永遠の青春の巨匠。江ノ島の砂浜を走る姿がぴったり(私が湘南の海が好きなのは、サザンによるのだが、このドラマの影響もかなり強い)。田宮ニ郎は"田宮ニ郎"を演じ切れなくて自殺したが、森田健作は永遠に"森田健作(小林弘ニ)"でいけそうだ。というより、"as he is"、そのものなのだろう。クリスチャンも"クリスチャン"を演じるとおかしくなるのだ。

それにしても宮崎、大阪、そして千葉と、なぜかタレントたちが活躍する時代だ。「俺は議員だ!」と政治屋たちにはもっと叫んで欲しいのだが・・・・。

↓懐かしの『さらば涙と言おう』です。

Comment

はちこ

嬉しい記事をありがとうございます!
実はワタクシ、小学生の頃、モリケンの大ファンで、ファンレターも出して、二回お返事をいただいています。(といっても、印刷したハガキですが。)私にとって、「男性」の原点はここにあると言えるかもしれません。(笑)草食系男子なんてもってのほかです。

タレント政治家というのはあまり好きではありませんが、彼には頑張って欲しいなと思います。そして、絶対に汚職と女性関係のスキャンダルだけは起こして欲しくないですね。そんなの、彼には似合わない!
ここに2007年の映像もありますが、やっぱりカッコイイです。(頭薄くなってますケド。)
http://www.youtube.com/watch?v=qqqjVgFhwN0
「さらば涙と言おう」も、[友達よ泣くんじゃない」も、レコードもってましたよ。久々に若き日のモリケンをみて、うわ〜、すっごくかっこいい!と驚きました。

  • 2009/04/03 00:32
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Luke

ほお、これは意外でした^^それにアメリカにおられて「草食系男子」なんてご存知とは!?

そうですね、彼はクリーンな人物ですから、それに奥様がチャーミングですし。私は中村雅俊と森田健作を足して二で割ったような年齢の重ね方をしたいですね。

  • 2009/04/03 08:39
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