本日の一冊
- 2010/05/18 20:11
- Category: 書籍
ご存知「幸福の科学」の大川従道隆法総裁の新著『危機に立つ日本-国難打破から未来創造へ-』。昨年も言ったが、政策の一致率テストをしますと、実は私の考えと幸福実現党の政策の一致率が一番高いのです!で、このご著書もかなり私の言いたいことを言ってくれている。
ニッポンの危機を指摘した後、経済対策としては、通貨供給量を増やすこと、これによってインフレにもっていくべきこと(インフレターゲット論)。これも私もフィッシャーの交換方程式に基づいて指摘しています。
公共事業の縮小は建設的な政策ではないこと。公共インフラをもっと整備する必要がある。これも現在の「コンクリートから人へ」なるスローガンにより、カネが地方へと回らない。かつての自民党時代は、確かに裏があったではあろうが、カネの再配分がうまく機能していたので、地方も潤っていたのだ。
教育については、高校授業料無料化は学力低下を招くだけ。教育にも自由競争原理を取り入れ、予備校や塾も学校として認めること。いわゆる学校に居場所がない生徒は、これらの選択肢を増やしてやればよいのだ。要するに差別をなくすためと称して、運動会でお手てつないでゴール式では国が弱体化する。教育が骨抜きになったらニッポンはマジにアウトだ。
私的に言えば、20%のエリートたちを育て、業績に応じて厚遇すべきなのだ。球を棒で叩いて何十億もらっている人たちより、学者や教師は重要な仕事をしているはずなのだ。研究成果次第で億単位の報酬をもらえる可能性があったら、どんなに燃えただろうと、最近つらつら感じている。まあ、自分の無能さの言い訳をするつもりではないのだが・・・。
・・・というわけで、この大川隆法なる人物は、けっこう興味深いキャラクターではあるわけ。私などは近所の人から伝道されておりまして、Youtubeなどでもメッセージを拝聴しておるわけ。どこぞの牧師様たちより、よほど面白いことを言われておりますよ!
●自分の人生を愛する-あなたはオンリーワン、そのままでいいのですよ!
参考:ヴィオロンさんが「御霊に導かれて歩むために(1)」と題する記事を書いています。主の道と宗教の道の違い。(なお、大川さんも「主」と呼ばれているようですが^^)
zion
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