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本日の二冊

今昼休み。金曜日の午後はいつもながらiTunesから流れるJazzでまったりしております。

ファイル 44-1.gif一冊目は古代史の秘密を握る人たち-誰が本当の歴史を封印したのか』(PHP研究所)。文科省検定済教科書は、たとえば数学について言えば、見事に数学嫌い(数我苦)を生み出すだけのものとなっているが、歴史についても、いわゆる正史もかなり意図的なものがある。たとえば、大化の改新。教科書によると、聖徳太子の改革事業を既得権者蘇我入鹿が妨害したのを、中大兄皇子と中臣鎌足が彼を打ち、血の行政改革を成し遂げた構図になっている。曽我氏はまさにヒール役(悪役)。しかしどうもこれが違うらしい。真実の在り処はいったい何処?

ファイル 44-2.jpg二冊目は『情熱の真空管アンプ』(日本実業出版社)。高校時代、トランジスタアンプを組んでいたことは前に書いた。田舎から秋葉まで出て来て、せっせと部品を買ったもの。当時は真空管にはほとんど関心がなかったのだが、最近とみにアナログ、しかも真空管に惹かれる。ターンテーブルでLP版を回しつつ、真空管アンプでJazzを聴きたいと。しかも山小屋で・・・。この場面を夢見つつ、日々生きている今日この頃であります。Ep-Ip特性曲線図に動作直線を引き、動作点を決め、各種パラメーターを自分好みに決めていく。同僚の先生によると、この辺りは自分好みの女性と付き合う楽しさと一緒だとか・・・。融けた半田のにおいが懐かしい一冊。

ちなみに来週のフライデイナイトは、お台場の夜景を楽しみつつ食事の予定。ちょっといろいろ回っても見ようかと。まあ、こうして局所的にニンジンをぶら下げて、少しづつ前進するわけだ(^^)

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