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見ても信じない?

極私的に花粉症では本当に苦労した。20代後半からここまで。毎年2月半ばくらいから出るのだ。薬もいろいろ試した。ここでも何度も紹介したが、ザジテンが一番効いた。が、眠くなるのだ。その他の鼻炎薬は口が渇くとか、いろいろ不都合があった。今年も2月半ばくらいから用心のためにパブロン鼻炎用を飲んでいた。ところがいつもと何かが違う。で、3月に入ってからはまったくやめた。出ないのだ!?ついにここまで出ない・・・

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もう自分のアイデンティティーの一部だったから、うれしいというよりは、呆気にとられている感じが正直なところ。なんだこれ?と。イエスが癒された人々を見てもパリサイ人など、信じない者がいた。自分の中に同じ要素があることに気がついた。トマスのように見たら信じると思っていたが、見ても信じられないと感じる部分が、正直いってあるのだ。これほどにわがマインドはかたくななのだ。これまでの世界観やパラダイムから外れる事には抵抗を覚える。それを頑なに守ろうとする。かくして神の言葉にも異議を唱え出す者もいる。

自分の何かを捨てた者は幸いだ。古い革袋には新しいワインは入らない。パッチワークでは新しいワインを保つことはできない。捨てれば、得る。神の業は、特に新しい地平が開かれる時、この原則が働く。自分の何かを守ろうとすれば、新しいワインを飲むことはできない。まことに神の業は人にとってあり得ないことなのだ。

主は御言葉を遣わして彼らを癒し/破滅から彼らを救い出された。
主に感謝せよ。主は慈しみ深く/人の子らに驚くべき御業を成し遂げられる。
感謝のいけにえをささげ/御業を語り伝え、喜び歌え。
彼らは、海に船を出し/大海を渡って商う者となった。
彼らは深い淵で主の御業を/驚くべき御業を見た。
主は仰せによって嵐を起こし/波を高くされたので
彼らは天に上り、深淵に下り/苦難に魂は溶け
酔った人のようによろめき、揺らぎ/どのような知恵も呑み込まれてしまった。
苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと/主は彼らを苦しみから導き出された。
主は嵐に働きかけて沈黙させられたので/波はおさまった。
彼らは波が静まったので喜び祝い/望みの港に導かれて行った。
主に感謝せよ。主は慈しみ深く/人の子らに驚くべき御業を成し遂げられる。-Ps 107:20-31

追記:ここにある「天に上り、深淵に下り、酔った人のようによろめき、揺らぐ」はまことに12月以来の極私的経験でもあった。自分に何が起きたのか、何を見て・聞いてしまったのか・・・。妄想か、幻覚か、本物か・・・。

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