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日本沈没

ファイル 172-2.jpgと言う小松左京の小説と映画が私の高校時代にヒットした。私もかなり夢中になった。旺文社の『傾向と対策』、そしてラジオ講座で有名だった地球物理学の竹内均東大教授が自ら自分役で出演するハプニングもあって、面白かった。プレートテクトニクスの応用なのだが、日本列島はマントル対流の中に沈み込み、断末魔の龍(日本列島は確かに龍の形だ)の叫びを上げる。映画はSFXが(今から見ると)チャチで(しかしDVDを持っている!)、むしろさいとうたかお(だったかな?)の漫画版の方が迫力があった。

ファイル 172-1.jpg時は過ぎてすでに35年。日本列島は時々に揺れることはあっても、いまだ沈んではない。が、何と社会と経済は沈み始めている。今朝の日経紙のデータには驚いたので、ここに保存しておく。世界の企業の時価総額のリストだが、日本企業は目も当てられない惨状。あのトヨタですら21位。上位500社のうち44社が中国企業。トップも中国のオイル企業で、その額なんと80兆。日本の国家予算に匹敵する!?このBlogでも目覚めつつある中国に対する警鐘をならしてきたが、すでに現実のものとなっている。

対するニッポンは?うつ病者が年々増加。生活保護が増加。医療は崩壊。教育レベルも落ちる一方。そして「2ちゃんねる」のようなものがはびこり、モラルは腐敗し、資産を食い潰している状況。ニッポンキリスト教もすでにこういったビョウキの人々が跋扈し、スラム化の兆候が見えていることは下に書いた。私は前々から主張しているが、一度この国も教界も落ちるところまで落ちる必要あろうと感じている。「ドントウォーリー」のおめでたい人々は「リバイバル音頭」を躍らせておけばよろしい。真の危機感を持った、真の十字架を知る目覚めた兄弟姉妹の祈りが今こそ必要なのだ。

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