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クレーマー体験と寿町ツアー

午前中、リース契約の終わったコピー機の処理に来るはずの作業員が、約束の時間を過ぎても何の連絡もなく、姿も見せない。そこでリース会社に電話を入れるもの、後ほど連絡すると言うばかりで、こちらのスケジュールに対する配慮が一切ない。最近、この手のマナーの低下が目立っているので、このリース会社とは契約更新をやめたのだ。そこで私もキレた。会社の役職のある者を呼び出して、20分ほどクレームを入れた。この人たち、当事者意識がまったく欠如しているのだ。人事のような対応しかできない。実に不思議なものである。

そのままランチを取り、午後は学生を連れて寿町のツアーを。福祉系や臨床心理系の学生で、けっこうニンゲンに深い関心のある諸君だ。昨年も女子学生が希望したのだが、若くてもニンゲンの生に深い関心を寄せる諸君がいるのだ。で、私も半年ぶりに訪れてビックリした。何と実にキレイになっているではないか。あの独特の臭いもほとんどなく、道路脇の彼らのゴミと見分けのつかない家財道具も、川べりの青いビニールの掘っ立て小屋もみな撤去されている。行政の人々が数名いたから、横浜市が採った対策なのであろう。しかしこうしてキレイになるのはイイが、追い出されたオッチャンたちはどこに行ったのか、やや気にかかった。

確かに街はキレイになったが、やはり夢遊病者のようにフラフラとしているオッチャンたちは相変わらず。道に座り込んで大声で歌を歌う者、じろじろとガンを飛ばしてくる者、涎を垂らして座り込んでいる者。入れ物の街は変わっても、その中のニンゲンは同じなのだ。午前中のリース会社にも言えるが、最近は会社のビルや設備を整えても、肝心のニンゲンの教育と言うか、訓練が欠如しているようだ。自衛隊もニンゲンの訓練がおろそかのため、最新鋭のイージス艦を扱いきれないわけで、何だかインドでも事故が起きたとか?やはり世もどこか倒錯しているのだろう。

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