Dr.LUKE'S iDLE UTTERANCE

　その棒を、箱をかつぐために箱の両側にある環に通した。-出エジプト37：5
　
　証の箱は固定化された台座を持ちませんでした。幕屋の全体の記述には、その下に床があるとも書かれていません。なぜならそこにはイスラエル人が踏んだと同じ砂漠の砂地が広がっていたからです。そして私たちのクリスチャンとしての証も、私たちの日々の生活の歩みにおけるキリストご自身を示すものです。さらに、棒は証の箱がそれによって前進させられることを保証するものでした。同じように、私たちの証も決して固定されるものではなく、常に動き、新鮮で、活動的なものであるべきです。私が意味していることは、何かの必要が生じた時に、何か魔術的なものが動き出すという意味ではなく、常に私たちが備えをしていること、そして神がなし得ることを常に新鮮に確信することです。キリスト、それは第一義的に彼について私たちが語ることのうちにおられるのではなく、私たちの巡礼の旅において、私たちが担う証そのものなのです。そしてその旅の新しいステップは、私たちをキリストの新しい発見へともたらすのです。