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江ノ島と鎌倉-夏の終わりに

珊瑚礁のカレーが無性に食べたくなり、いつもどおり横横から逗子を抜けてR134へ。海は台風の影響か、ずいぶんと荒れている。サーファーにとってはオイシイの波なのかもしれないが。

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珊瑚礁では、私的にはシーフード・ミックス・カレーと生鮮野菜とカツオのサラダを。熟成のミルキーな味で、これまたいつもどおり堪能。

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江ノ島では日陰に入るとぐっと涼しさでホッとできる。そもそも日差しが鋭くない。ボケているのだ。小一時間ほどアイスクリームを舐めながら、ボーっとリッチな時間を過ごす。

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で、鎌倉の山をドライブ。かなりくねくねと源氏山に登り、源頼朝の像を。彼の五代前の義家(八幡太郎として有名)がここで決起したことで、「源氏山」とか「旗立山」と称されるようになったとのこと。なるほどこの山の上から、平氏の滅亡と源氏の鎌倉幕府がいわば始まったのだ。

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ついでに難攻不落の切通しの道をちょっと下って、銭洗弁天に。ここははるか昔、浪人時代に訪れたことがある。当時、何故にここに来たのかは不明だが、願をかけたのだろうか、覚えていない。で、実に面白いものを発見した。

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えっ、ここの金を拾っていく人がいるの?そしてこの絵馬の願い。名前も何もなく、ただ「将来が見つかりますように」って、この人、大丈夫なのだろうか。いろいろと空想がかけ巡ってしまった。その他、「ロト6に当たりますように」的なものから、「お父さんのガンが治りますように」とか、けっこう重いものもあるのだ。それぞれの人生と言うか、念が込められている感じがする場ではある。しかし、若いカップルがかなり多い印象だ。

前に西田幾多郎の別荘を発見してうれしかったことがあるが、こうした小さな発見と感動を大切にしたいと想う次第。許される間にできるだけ遊びたいのだ。そう、人は遊ぶ動物=ホモ・ルーデンスだから。

松原庵は駐車場が満杯のため、断念。何しろ普通の和風邸宅なのだから。鎌倉にはこの手の食事処がけっこうある。和風からフレンチまで。この開拓もなかなか楽しみなのだ。

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