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馬鹿と阿呆の・・・・浮世狂言

またも金曜日。日程の上ではすべて終了。が、来週、台風でつぶれた回の補講が。それと田舎にて所用が少々・・・。それが終われば温泉、そしてお休みというわけだ。とりあえず今晩も飲む予定。昨晩、というより、今朝2時に寝たのだが、疲労感はまったくなし。なんなのだろう、この楽しさと喜びは。別に宝くじに当ったわけでもないのだが、ただじわっとこみ上げてくる。いつも思うのだ、大石内蔵助の心境を。彼が伏見撞木町で放蕩に耽ったのは、敵の目を欺くためであったとよく言われる。が、私は違うと思う。彼はそれ自体を楽しんでいたのだ。

所詮この世は浮世狂言。それにしても猪瀬氏もあの急ごしらえの"借用書"や5千万を"入れた"バッグなどを持ち出さなければよかったのに・・・。せめて札束に小分けして入れたら、とアドバイスしたくなった。根は小心でまじめだからこそのコミカルな狂言劇場になってしまったのだ。そして餃子の王将の社長射殺事件(犯行場所は大石が篭った山科だ・・・)。誰の意志で?

かくして政治も経済も、そして教育も、世の中はすべて、ある意味やらせ。そう、狂言なのだ。書類とハンコの世界。多分小学校教師のSalt氏などは無意味な書類の処理に相当に辟易されていると推察する。しかも時に暴力も。誰かの意志と誰かの意志がぶつかり合ったり、協調したり。その力学が世のもろもろの事象を生み出している。

昔あった歌の歌詞に「馬鹿と阿呆の絡み合い」とあるが、まさにそのとおり。メンツとメンツの張り合いと化かし合い。騙す方も騙される方も、結局は同じ穴のムジナだ。しかしこの複雑怪奇に張り巡らされたクモの巣状態の意志たちのネットワーク、特に最近ではネットにそれが実体化されているが、その中に場所と時代を超えて唯一永遠の意志が働いている。誰の・・・?言わずもがなではある。

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