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人間のプライド

先に脊柱管狭窄症で杖をついていた姉妹が、セレブ中に足がガクガクし出したと思ったら、癒された証しを紹介した。彼女は今、年齢の割に(失礼)実に動きが素早いのだ。とても杖をついていた人とは思えない。

で、その彼女がかかりつけのある病院の医師に、癒されたことを報告すると、その医師曰く、「まあ、二年もしてみてください。また出ますから」と。彼女、「失礼しちゃうわよね、もうとっくに二年以上経っているけど、ピンピンしているのに!」と。

これが人間のプライドなのだ。その医師はもう治らないと診断したそうだが、ゆえに彼女が癒されては困るわけ。自分のコケンに関わるからだ。これが罪に犯された人間の思いに巣食うプライドなのだ。神に栄光を帰することは決してできない。あの生まれつき盲目の癒しのあと、人々がどんな行動を取ったか(John 9:6-15)。時代は変われど人間の本質は同じなのだ。げに恐るべき存在、それはニンゲン。されど神は・・・。

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