パウロの経験
- 2015/02/07 09:33
- Category: 信仰
- Tag: 神の国 アイデンティティー 新創造
彼は14年前に第三の天に上げられ、人が聴くことのできない言葉を聞いたと証ししている(2Cor 12:2-4)。そこで何を見たか、何を聞いたかは一切語っていない。彼は何を見て、何を聞いたのか。彼の経験したことは彼にのみユニークなものだったのか、それとも誰にでも起き得ることなのか。私は前者の立場であった。が、今、パウロがその見聞きした内容自体を語らないことが理解できる。それは決してオープンにすべきことではないからだ。地上のことでコンフォームされたマインドにとってはやばい。やばすぎる。それは神の領域に入り込む経験。ミステリーを垣間見ることだから。神が秘していることを人間が暴くことは許されない。神が開かれる時、開かれることだけを分として受け取るべきなのだ。クリスチャンと言う存在の本質もそこに隠されている(Col 3:3)。