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リアリティとは-色即是空

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これらの図を見て欲しい。いわゆる錯覚を生むパターンだ。これらの認知された映像は、実は脳が勝手に作り出しているものに過ぎない。もっと言えば、色はもともとナイのだ。在るものは波長の異なる電磁波。しかしそれが色として知覚される。要するに色も脳が作り出したもの。これをクオリアと呼ぶ。3D映画などはその典型。どこにあの立体像が存在するのか。そう、脳内だ。現実にはナイ!

かくして私たちのマインドは脳が生み出したものを"リアリティ"として知覚・認知している。元々ナイものを在るものとして・・・。生まれてこの方、生きている間に経験したその"リアリティ"がリアリティだと思い込んでいるのだ。例えば、ガン。われわれは通常、DNAに傷がつき、それが変性タンパクを作り出し、勝手に増殖を繰り返して、正常細胞を侵すことにより、最終的に死に至ると思っている。これは目に見える観察と実験の結果だ。が、聖書では「目に見えるものは見えないものがフレーム化したものだ」と言う(Heb 11:3)。観察と実験によらず、信仰によってそれを知るのだ。そこで信仰はその目に見えない原因を対処する。ガンの霊的な源を主イエスの名によって叱る、あるいは呪うのだ。おお、なんと前近代的にして迷信、と"賢い"人々は思う。だが、そう「思える」だけで、リアリティではない。リアリティは御言葉だ。

すると、そこに十八年も病の霊につかれ、腰が曲がって、全然伸ばすことのできない女がいた。・・・この女はアブラハムの娘なのです。それを十八年もの間サタンが縛っていたのです。-Luke 13:11-16

イエスご自身が、病気の霊が原因とし、サタンの縛りであると宣言されている。さらに

それは、ナザレのイエスのことです。神はこの方に聖霊と力を注がれました。このイエスは、神がともにおられたので、巡り歩いて良いわざをなし、また悪魔に制せられているすべての者をいやされました。-Acts 10:38

とある。私たちが観察し実験しているガンなどの対象は「見かけ」であり、その病理を解明し、治療することが医学の仕事だ。信仰の仕事はその「見かけ」を作り出す見えない原因を取り扱う。すなわち私たちの口から語り出される御言葉がそれを消滅させるのだ。かくして何が自分にとってのリアリティかを再度問う必要があるのだ。目に見えること、それとも御言葉?「自分はこう思う」という"想い"を一旦十字架に置く必要がある。思いが開かれ、トランスフォームされるとき、霊の世界がクリアに見えるようになるだろう。イエスにはすべて見えていた。そして

「だれが主の思いを知って、彼を教えることができようか」。しかし、わたしたちはキリストの思いを持っている。-1Cor 2:16

えっ、私たちはすでに持っている!?ここに大いなる希望があるのだ。

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