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冬眠に入ります

本日で私の試験は終了。あとは採点と報告書の作成(400名分ほど・・・汗)。月曜日に他の先生の補助で、一応2008年度は終了。これで晴れて冬眠です。しかし本日の別の先生の補助をしたところ、記述式で7ページの問題用紙の試験をされていた。その人数約120名。いったい採点にどの位の労力をかけているのだろう、とつい感心してしまった。私は250名のクラスはマークシート読み取りでほんの5分で終了。あとは出席簿と共にエクセルに取り込んで、採点基準を関数で定義、落とす諸君が10%を超えない程度にパラメーターを調整して、あとは自動。前期よりは人数も少ないので、まあ、半日もあれば何とかなるだろう・・・。

で、2月下旬にバスツアーを計画している。題して「白川郷・伊勢神宮・金沢・近江八幡3日間」。東京から岐阜・石川・福井・滋賀・三重と5県を回り、白川郷、永平寺、近江八幡、伊勢神宮と回るわけ。永平寺は友人の結婚式(福井県の温泉で有名な某市長の息子)で90年の春に訪ねたことがあるが、冬の雪に埋もれた永平寺にやや期待している。
続き
修行僧は冬でも作務衣で靴下もはかず、朝は4時に起きて、雑巾がけから一日が始まる。たった一畳が自分の居場所で、そこで食事から何からすべてを行う。食事作法から、トイレの入り方、風呂の入り方など、すべてが規則あるいは作法に従った生活。これらは道元の『正法眼蔵』の「典座(てんぞ)教訓」、「辧道法(べんどうほう)」、「赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)」などにまとめられている。ある種の精神の緊迫感(けっして不快なものではなく、むしろ快なのだ)を楽しめる。

友人の結婚式の際にタクシーであちこちみせてもらったのだが、東尋坊から日本海の海岸をぐるっと回った時、冗談で「北朝鮮の人攫いが出そうですね」と言ったところ、運転手は「いやあ、出ていますよ」と答えたのにはびっくりした。つまり当時から現地の人々にとっては北による拉致は明らかな事実だったのだ。白川郷の夏は経験したが、冬がまたいいのだと、故郷の写真屋に聞いて、ぜひ見たいと思っていた。

伊勢神宮は初めて。天照大神の本拠地であるわけで、HS(=Sky)さんのご紹介の本によると、ユダヤ人にまつわる品々が秘蔵されてあるとの事。最近テレビでも日ユ同祖論がリバイバルしつつあるようだが、はたして天照がイエスであったのかどうか、ロマンが尽きないことは確かだ。それはそれで面白いテーマだ。ただ、気になるのは、最近のニッポンキリスト教では、何でもかんでもユダヤ起源あるいはネストリウス派起源とする傾向があるようだ。神道も、仏教も、果ては茶道が聖餐式だと言ってみたり、天皇をキリスト教徒にしたてて、キリスト教国家ニッポンを造るのだ!とアジってみたり、遂には神のご計画においてニッポンの時代が到来するのだ!・・・と。

どうも、こういった論調は、Dr.Luke的には???であり、むしろ恐れを覚えるのだ。実に不気味にして怖い。つまり肉を高揚させ、肉を頼りとし、肉を煽るだけ。そもそもパウロ自身、ヘブル人の中のヘブル人、ベニヤミン族の末裔であり、肉において誇ろうとすれば大いに誇れたが、あえてそれらを塵芥とみなす、と宣言したではないか。どうもこの辺にのめりこむ心理は、1%を宿命付けられているマイナー宗教のマイナー心理の裏返しであろう。人数が多かろうと少なかろうと、血筋がどうであろうと、私たちはただ主にあっていのちを得た者として、旧き者に死に、新しきに復活した者として、主の十字架を誇るだけだ。

Comment

zion

お伊勢さんと言えばこちら。茶店の佇まい、風情があるのですが、、

http://www.akafuku.co.jp/product/aka_zenzai.html

  • 2009/01/23 23:07
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