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ワード・オブ・フェイス(WoF)

最近私が書いていることはもろにいわゆる超聖霊派系、あるいは第三の波系、あるいはワード・オブ・フェイス系として、警鐘を鳴らして下さる向きもある。わたしは一応サイエンティストとしてこれらの各派についても知っている。彼らを批判する人々の記事も読んでいる*1

今、私がなしていることは、これらの派とか運動とは関係なく自分が経験し、見たこと・聞いたことをベレヤ人にならって聖書と照合している次第。それらはこれまでの自分のマインド・セットからははるかに逸脱する事だからだ。私と類似の経験をしているビル・ジョンションもニューエイジとか、妄想的カルトとか、仮現論的キリスト論者だとか言われているようだ。さらに彼の赴任した教会で聖霊の働きと現れが顕著になるや、教会が真っ二つに分裂し、千人が離脱した事件もあったようだ。これはイエス自身の経験でもある。イエスが発言し、業をなすと、人々は必ずふたつに割れた。さらには悪霊に憑かれているとか気が狂っているとまで非難されている。確かに、イエスが現在において当時と同じ言動をしたら、当時以上の騒ぎが起きるだろう。特に、キリスト教徒の間から

いわゆるクリエイティブ・ミラクルという現象を報告している人々がある。切断された指や切除された乳房が再生される現象だ。あるいは腕の骨を固定していた金属が骨に変わるとか・・・。その究極が死者の蘇生。私自身も炎症のため手遅れになり、中等度から音域によっては高度難聴だった右耳が癒された。つまり損傷した組織が再生したのだ。また神経が圧迫され、麻痺した右足がきれいに癒された。二週間ほど感覚がなくなって固まる足を引きずっていたが、現在はジョギングも自由。これらの症例は医学的データMRI像で示したとおりだ。

そこで今の私の問題意識は、下に書いたとおり、神の形(内的にも外的にも(Gen 1:26))に造られた人が神の属性を有していることは否定できない。堕落によってそれは潜在化しているが、十字架と血潮により贖い取られ、神の子とされ、うちに神を宿す私たちがどの程度まで神の属性を享受し得るのかという点なのだ(これは私たちが「神になる」ことではない。)。イエスが言われた、「信じる者にはすべてが可能である」とか、「わたしがなす業よりも大いなる業をなす。わたしが父のもとに行くからだ」という御言葉の実際を味わいたいという餓え渇きが起きているのだ。鍵は私たちが語る言葉にあることは間違いない。霊から神のレーマを受けてそれを語り出すとき、

このように、わが口から出る言葉*2も、むなしくわたしに帰らない。わたしの喜ぶところのことをなし、わたしが命じ送った事を果す。-Isa 55:11

*1:そもそも霊について開かれていない人々の批判などは相手するまでもない。霊のことは霊によって知り得るのだから(1Cor 2:14)。例えば人が体・魂(知・情・意)・霊の三部分から構成されることを否定する人々などだ。彼らは電磁気学を知らずに電波の存在を否定することと同じ愚を犯している。
*2:へブル語"dâbâr"、Strongには"a matter (as spoken of) of thing"とある。"as spoken of"と但し書きがあるが、物の実質のことなのだ。これは信仰が実体であることの反映であろう。神の語り出されるレーマは神の信仰の実体だからだ。ゆえに神の口から出る言葉は見えるものを生み出す。その言葉を与って語り出す特権をクリスチャンは有しているのだ。さらに一歩進めれば、私たちが信仰によって霊から語りだす言葉には同じデュナミスが存在することになる。これがワード・オブ・フェイスなのだ。

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  • 2015/02/14 10:01
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Luke

なるほど、理解できます。思い込みと信仰の違いが鍵でしょうね。極私的には現象にはあまり重きを置いてなかったのですが、イエスの言葉を無視することはできませんから。この点、私はサイエンティストのプライドが邪魔していたわけです。いずれにしてもロゴスと経験とのバランスですね、ポイントは。

  • 2015/02/14 10:09
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  • 2015/02/14 11:03
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Luke

なるほど、聖霊の働きで脳内物質が分泌されることはあると思いますよ。だからボディにも影響が出るわけですから^^

不惑ですか、私はすでにちゃんちゃんこ手前です・・・はは!

  • 2015/02/14 11:55
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