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春だ・・・

ちょっとこのところ地方へ行ったりで、バタバタしている。が、本日はDJ Jerryと赤レンガのBEER NEXTでランチを食べながらいろいろと会話がはずんだ。彼とは30代の頃からもう20年の付き合いになるが、結構問題意識が一致していて、話すと面白いのだ。男同士だから"それなり"のネタも出るが、ちょっと高尚なところでは物理や数学の話が弾むのだ。彼はUCLAにも留学経験のある英語の使い手DJ、かつて西武のデストラーゼの専属通訳をしていたのだが、出身はもともと物理学科。リケジョならぬリケダン(理系男子)なのだ、お互いに。そこで例えばニュートンの運動方程式

について、何ゆえに質量と加速度をカケルと力になるわけ?そもそも掛け算って一体何なの?・・・といった次第。あえて理屈をこねると、これを

と書き直すと、<力積の変化率=運動量の変化率>と解釈できる。が、これとても、質量と速度をカケルと運動量になるが、また掛け算が出てきて、これが分からなくなるのだ。そもそも掛け算って一体何なの?さらには小学校で習う四則演算(+-×÷)以外に第五の演算はないのか?*1なぜ宇宙の法則が四則で表現できるわけとか・・・。普通こんな根源的質問は軽くスルーしてわかったつもりでいるのだが、あえて考え出すとワケが分からなくなってしまうのだ。

かくしてカップルがほとんどの雰囲気の中でオジサン二人が電車道をそぞろ歩いた弥生の一日であった*2

追記:小保方氏が博士論文を返上だとか。つまり博士号剥奪だ。まだ30なのにこれからの人生どうするのだろうか?極私的にはバカンティが言うように、本当にSTAP細胞ができればいいと思っている。そしたら論文のルールを無視したことはペナルティを受けても、佐村河内にはならないだろう。もしそもそもSTAP細胞が実在しないのだったら、ハーバード大の箔つきに幻惑されてD論を読んでもない稲刈り大学の責任とバカンティが本当に馬鹿ンチーだったと言うことだ。

追記の追記:山梨大の若山教授はSTAPの実現性について1年以内に可能との見通しを示している:

3. What is your own level of confidence in STAP cells at this point? Are you getting more concerned?

Teru: Before I left RIKEN, I succeeded to make STAP cell from spleen. But only 1 time. At that time, Dr. Obokata taught me very well.

Now, some of my friends (not Japan) sent me e-mails, which, reported partial success (Oct expression only). Therefore I believe that within one year, someone will publish about STAP generation.

*1:微分積分も本質は四則、ただ無限の概念が加わるが。
*2:今年は花粉が少なく、おかげでかなり楽な春だ。月曜日はまた海の予定。だれと?ヒ・ミ・ツ

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