霊的『三国志』の時代
締まった冷たい空気の壁を突き抜ける感覚がなんとも気持ちイイ。
西側の経済制裁により、もしイスラエルがイランを叩くとすれば、この夏までにとの観測が出ている。オバマはイランの核開発を断固阻止すると演説。
International sanctions on Iran are constraining Israel from taking military action against Islamic Republic's nuclear sites, which must be mounted by summer, officials say
米国防相パネッタ、イランは1年以内に核兵器を製造すると。
EU問題の要、ギリシャは破滅を防ぐために財政援助する方向だが、ドイツのメルケルは、ギリシャはデフォルトすると宣言した模様。
- Greece seeks bail-out deal 'this week' to avert catastrophe-
- BBC Source - Merkel: “Greece Will Default”
2012年、1月は1日のM7を始めとして、列島はユラユラしているが、それでも大きな事件はなかった。しかし確実に何かが水面下で進展している。前にも書いたが、ひとつの節目は3月だ。
『三国志』は劉備による荊州争奪から、曹操と馬超の渭水の戦いへと進んでいる。この壮大な物語を見るとき、霊的領域においてもまさにこの領地争奪の戦いがなされていることが分かる。終末の時代、世に媚びまたへつらい、ヒューマニズムに堕ちたニッポンキリスト教は霊的には何らの存在意義もないものと成り下がっているが、それは自らあの者の偽りに自らを委ねているためだ。いわゆる教会を自己実現の場あるいは社交サロンとし、さらには互いの傷を舐め合う自己憐憫病棟としているのだ。この点、再建主義の富井氏の診立てにまったく同意する次第。ニッポンキリスト教はすでに内実は崩壊し、クリスチャンの篩分けも終わりつつある。カトやリベラルは言わずもがな、今後、AGをはじめ、福音派も瓦解するだろう。聖霊派はすでにだが・・・。
今このとき、私たちが委ねるべき意志は誰の意志か、改めて問うべきであろう。曹操、劉備、孫権ならぬ、神、サタン、私。この三角形の意志のダイナミズムに生きているのだ。もしその選択を誤るならば、終末を生き延びることはできない。逆に、あの方の主権と意志に徹底的に服するならば、勝利と栄光は確実である。なぜなら、それはすでに成就しているからだ。