Utility

Calendar

< 2024.5 >
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
- - - - - - -

WORLD CLOCK

COUNTER

    Access.....
    Yesterday......
    Today.............

KF_SITE

FOR MEMBERS

KF_PODCAST

YOUTUBE ARCHIVE

OUR WORSHIP

TWITTER UPDATE

INSTAGRAM UPDATE

PRAY FOR ISRAEL

KINGDOM FAITH(UK)

NEW LIFE CHURCH(UK)

QRcode

BIBLE SEARCH

Entry Search

Recent Entry

Recent Comment

未承認
2017/08/07 18:42 未承認
Re:聖書をキリスト教から解放せよ!
2015/04/22 09:49 菊千代
Re:「当たり前」が崩れる時代
2015/04/20 07:42 Luke
Re:出版への状況
2015/04/20 07:41 Luke
Re:出版への状況
2015/04/19 21:55 toshi

Recent Trackback

PJ 高橋清隆氏の記事が出ていました。
2008/06/25 20:45 AAA植草一秀氏を応援するブログAAA
負のレガシー
2008/06/18 16:03 リチャードの日記
キリスト者とインターネット
2008/06/18 09:21 キリスト教 プロテスタント 聖書 信仰
キリスト者とインターネット
2008/06/18 09:12 キリスト教 プロテスタント 聖書 信仰
産声を上げたKFC、、、、、
2008/05/05 12:10 thelongstreamingully

タグ一覧

Link

Entry

トップ > 漢詩

Heavenly Pleasure!

歓喜が内側から込み上げるこの美しさ
光と影の絶妙なコントラストが心を楽しませてくれる
蓮の花は咲き乱れ

ファイル 3619-1.jpg

ファイル 3619-2.jpg

ファイル 3619-3.jpg

ファイル 3619-4.jpg


(七絶・平起式・平声下十二侵韻)

華胥に遊ぶ
翠簾 荷葉 鶯吟ずるを聽く
碧水 文漪(ぶんき) 塵外の心
芳菲(ほうひ) 天清くして 梅雨近し
華胥(かしょ) 情を怡(し)し 幽尋を伴う

翠簾=緑の簾、柳の枝;荷葉=蓮の葉;文漪=きらめくさざ波;塵外心=世俗から離れた心
芳菲=花の良い香り;華胥=天国、極楽;怡情=喜びが湧く;幽尋=深い神秘を想うこと

鶯は互いに友を呼び求め

漣の美しき煌めきが目に沁みる・・・

神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきりと認められる-Rom 1:20

(C)唐沢治

そろそろ梅雨・・・

午前中はプールとサウナでリフレッシュ。身体が疲れ気味の時も、思い切って動かした方がよいのだ。午後は読書でまったりと。時節もなんとなく梅雨みたいな雰囲気。再度、魚玄機の人生を想いつつ・・・

ファイル 3605-1.jpg


(七絶・平起式・平声上四支韻)

荷風 樹樹 碧枝枝たり
花は謝し 流鶯 別離を惜しむ
憂悒たる蘭房 雲 忽ち暗し
露華の玉箸 暁粧遅し

荷風=蓮の葉に吹く風;謝し=散り;流鶯=春の終わりの鶯
蘭房=女性の部屋;玉箸=美しい女性の涙

蓮の葉にも風が吹き抜ける時節、木々の枝々は青く色づいている。
花も散り、鶯も春の終わりに別れを惜しんでいる。
深い憂いの漂う女の部屋も、雲が覆ってさらに暗くなり、
露の華のような頬をつたう涙で、朝化粧も遅くなってしまう。


(C)唐沢治

Diana Krall-Crazy

玄機の生涯に想いはせつつ

ファイル 3602-1.jpg

今朝もサイコウだ。緑が実に美しく、朝日にキラキラ光る新葉が目に沁みる・・・。

ファイル 3602-2.jpg

(七絶・平起式・上平四支韻)

思いを焦す 情偽 誰有てか知らん
艶女 花の如く 逸姿凛たり
涙を含む詩書 一夢に帰す
黄鸝 巣を辞し 只 悲しみに啼く

焦思=心痛む;情偽=真実と偽り;黄鸝=鶯


(C)唐沢治

櫻に雪の光景に想う

ファイル 3597-1.png

寒威(たけ)し 鶯は默し 疾風吹く
枝は凍り 櫻花 撩亂披く
春恨の紅粧 香寂寂たり
雙飛の黄鳥 佳期少(まれ)なり

(平起式・平声上四支韻)

玄機とお吉の人生を想いつつ・・・桜の花は満開なのに雪が花弁を凍らす。疾風も冬のように厳しい。春にしてはなんとも不条理な光景だ。まことに彼女たちの紅化粧も、恨めしいこの春のごとく、その香も寂しさを増すだけ。仲睦まじく飛ぶつがいの鶯も、その幸いな期間はまことに短い。

through a man's eyes

(C)唐沢治

天意啓愁眉

まずは漱石の臨終20日前に詠じた詩-

眞蹤(しんしょう)は 寂莫として杳(よう)として尋ね難く
虚懷を抱かんと欲して 古今を歩む
碧水碧山 何ぞ我れ有らん
蓋天蓋地 是れ無心
依稀(いき)たる暮色 月は草を離れ
錯落(さくらく)たる秋聲 風は林に在り
眼耳 雙(ふた)つながら 忘れ 身亦た失はれ
空中に 獨り唱す 白雲の吟を

眞蹤=真理

麗しい朝のジョッギング、何とも歓極まる時間だ。蓮の葉が池を満たし、鶯は群れる諸鳥の中で友を探す。極楽はあの世のものでもなく、歓喜もどこにでも見出せる。俗世と隔絶されるとき、天の意は愁眉を啓くのだ。それは確かに漱石の詩にあるように身体と魂が離れる体験とも言える。が、さらに霊と魂が分離されると、魂の状態によらず霊は臨在の中で漂い、神の懐中でただ歓びに溢れるのだ・・・。

ファイル 3590-1.jpg

(七絶・平起式・上平四支韻)

天意 愁眉を啓く
麗朝 碧蓮 清池を満たす
林鳥 群翔 友を求るの鸝(り)
極楽 寛愉 千樹の裏
絶塵 天意 愁眉を啓く

■参考:霊と魂の分離について

■付録:If you want to...:-)

(C)唐沢治

春を惜しむ

ファイル 3582-1.jpg

ファイル 3582-2.jpg

春興 未だ窮めず
鶯亂る 軽寒 綠 紅に映ずる
花叢 繁蕋(はんずゐ) 盡く玲瓏たり
密雲 寂寂として 春 將(まさ)に老いんとす
幽靜なる芳辰 興 未(いま)だ 窮めず

・玲瓏=華やかな様
・芳辰=彩り豊かな春

(七言絶句・仄起式・一東韻)

(C)唐沢治

この時期にしては鶯も困惑するごとくに、ちょと肌寒い。頬をなでる風が肌をキリっと引き締める。緑が濃くなる中にあでやかな花が咲き誇る。雲が濃く、雰囲気は寂しげ、春ももう終わろうとしているかのようだ。しかし静かな物憂い春の興を窮めることはまだまだだ。

Jazzだとこんな感じか・・・
You must believe in spring

露天風呂に夢見る

ファイル 3581-2.jpg

午後、いつものSpa LIBUR YOKOHAMAにて温泉三昧。ここの温泉は黒いのだ。関東ローム層独特の色と香りがある。

春の日差しの中で露天風呂に浸り、湯面にきらきらと光る春の輝きを楽しみつつ空を眺める。と、桜雲が。この時期にしては風が冷たく、北海道では雪が舞ったとか。何とも趣きがある。はるか蒼天を見上げつつ想いを巡らすとき、いったい何処(いずこ)を夢見るのだろう。わが想いは悠々と無限なる空を鳥が飛ぶのと競うのだ。

ファイル 3581-1.jpg

(七言絶句・平起式・五媺韻)

黑泉に夢む
韶光(しょうこう) 料峭(りょうしょう) 春暉(しゅんき)を弄す
風冷ややかにして 櫻雲(おううん)に 玉屑(ぎょくせつ)の霏(ひ)たり
野興たり 黑泉に 何(いず)れの處をか夢む
悠悠たり 無限に 鳥と飛ぶを爭ふ

・韶光=春ののどかな景色
・料峭=春の寒さ
・玉屑=雪、霏=はらはら舞う

 
(C)唐沢治

紫藤依然

ファイル 3577-1.jpg

紫藤依然たり

艶陽に 黄鳥 春天を詠ず
浩蕩たり 睛暉 相映りて鮮やかなり
靜かに聽く 紫藤 誰と共に語らん
閒吟す 花綻ろび 又 依然たり

黄鳥=うぐいす
浩蕩=春ののどかさ

 春の光の中で、鶯は春の天を詠う。見ると藤はただ蔓につながっているだけ、誰と語るのでもなく、ただいのちのままに豊かに花を咲かせ、静かにいのちを告げている・・・・

(C)唐沢治

天、明らかなるを欲する

ファイル 3573-1.jpg

天、明らかなるを欲する
輕烟 堯色 寂として聲無し
野徑 菲菲たり 俗情を洗う
雨を經て 芳馨 淸く靄靄(あいあい)たり
幽庭は 春霧 天は明らかなるを欲する

水鳥春夢

ファイル 3528-1.jpg

水鳥の春夢
梅花 亭上(ていじょう) 流泉(りゅうせん)を聴く
日漏れて 波紋 春憐れむ可(べ)し
澹澹(たんたん) 翠微(すいび) 酒の如く緑なり
知らず 水鳥 夢相牽(あいひ)くを

注:一石は私の号、七言絶句・平起式にて

梅の花がさきほこる東屋のほとりに流れる泉の音を聴く。日は木々の枝から漏れて、波紋がきらきらしている。春の風情がそこここに慈しめる。水はたんたんと満ち、少しづつ青くなるが、あたかも緑酒のようだ。水面に浮かぶ水鳥はいったいどんな春の夢をみているのだろう。

(C)唐沢治

河口湖にて富士を望みて

漢詩(七言絶句平起式)を詠んで作ってみた*1。「一石」とは私の号、つまり"Einstein"だ*2

ファイル 3508-1.jpg

■読み:

眠れる山に望んで

湖波(こは) 春水(しゅんすい) 晴天を映す
山は秀で 江亭(こうてい) 遠色鮮やかなり
水面 波を帯び 愁裏(しゅうり)の色
来たる時 野色(やしょく) 自ずから煙を生ず

■意釈:

眠れる富士を眺めつつ

湖面の波は春の水にして 晴天を映している
山(富士山)は秀でて 茶屋の見える一面の景色は鮮やかだ
水面は波立ち 愁いを帯びた色をしている
時が来るならば この素晴らしい景色も 噴煙で覆われてしまうのだ


(C)唐沢治

*1:「詠む」と言うより、パズルのように「作る」と言った方が適切。要するに平起式のテンプレートに単語や漢字をはめ込んだのだ。
*2:ペテロの意味もあるか・・・

Page

Access: /Yesterday: /Today: