NEWキャンパス・ツアーと本日の一冊
- 2008/03/04 19:23
- Category: 日記
わが大学の新しいキャンパスが都内の某所に完成した。これまでのド田舎から都心へと回帰するわけで、本日は荷物の搬入と研究室の下見。これまで個室をもらっていたのだが、学科ごとにいわゆる職員室体制となるのだ。ややさみしいのだが、何しろスペースがギリギリで、贅沢は言えない。この70㍍四方、10階建てのキャンパスで3,500名の学生諸君を迎えるわけ。新学期は相当に混乱が予想されるぞ・・・。
キャンパスを観た後は六本木ヒルズを散策・・・。
で、本日の一冊は『面白いほどよくわかるジャズのすべて』（日本文芸社）。1,900年初頭のニューオリンズでの黒人とフランス人のハーフであるクレオールが、黒人解放によって逆に社会の被差別人種となり、その苦しみと葛藤から生まれたJASS（元のスペル、意味はヤバイ）。これがJAZSになり、さらにJAZZへと変貌するわけだ。さらにニューオーリンズJAZZからディキシーランドJAZZへ、ニューヨークJAZZ、カンサスシティJAZZを経て、スウィングJAZZからモダンJAZZ,さらにフリーJAZAA、ヒュージョンJAZZ、ロックJAZZ・・・と発展する歴史と、各時代の代表的なアーチストを紹介している。初心者にとってはJAZZの歴史のパノラマ的視点が提示されていて分かり易い。