オバマはイスラエルがパレスチナ側からヨルダン渓谷を7年間租借する契約を結ぶことを提案した。ネタニヤフは基本的にこの提案に合意。パレスチナ側も同意している。
・'PM agreed to lease Jordan Valley from Palestinians'
・Obama demands Jews lease their land
しかし、この契約を結ぶことは、神の与えた良き地がパレスチナ側のものであると正式に認めることになる。ネタニヤフはさらなる長期のリース契約を検討しているようだが、ポイントは、7年間の契約。
オバマについてはこれまで反キリストの可能性が指摘されてきているが、あえて7年間の契約を提唱するあたり、自分でもその認識があるのかもしれない。
アメリカが対イラン強硬姿勢を和らげていることから、イランは多分に核武装したと思える。イスラエルも、もしイランと真正面からぶつかれば、核戦争になることは明らかとみて、譲歩しているのではないだろうか。オバマ的にも「平和ノーベル賞の君」として、残りの2年間で実績を残せる。三方、それぞれの思惑が合致するわけだ。
ユダヤ暦からみると、最後の7年間において、ユダヤ教の秋の祭りが成就するためにの条件を満たすのは2011年、2014年など限られた年なのだが・・・・。
言えることは、トルコ-イスラム連合の形成や、中国・ロシアの台頭、アメリカの弱体化など、ダニエル書、エゼキエル書の預言のとおりになりつつあると言うこと。
イスラエルが再建されたのが1948年、それから1世代は2018年。すると最後の7年の開始は2011年となる計算も可能なわけだが・・・。
ちなみにこの写真はNewsWeekのものだそうだ。シヴァ神になぞらえているようだが。
追記:イランはロシアのS-300に匹敵する対ミサイル防衛システムの稼動試験に成功した模様(→和訳)。
・Iran successfully tests own S-300 missile defense system