Beach Boys
- 2012/08/14 22:08
- Category: 音楽
- Tag: Pop
...these oldy guys are coooool! during the last half part of vacation i'm going to the sea shore of Fura in Tateyama City where BB&BG were playing in the drama...
Dr.Luke的日々のココロ
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...these oldy guys are coooool! during the last half part of vacation i'm going to the sea shore of Fura in Tateyama City where BB&BG were playing in the drama...
本日のチネチッタはお盆ムード。御囃子が流れる中、露店が並び、夏の雰囲気を満喫。で、映画は、かつてシュワちゃんが演じているが、そのリメイク版『トータルリコール』。コリン・ファレル主演で。シュワちゃんヴァージョンは火星が舞台だったが、今回は近未来のユーロメリカとニューアジア。地球はすでに化学兵器により居住環境ではなくなり、ここだけが残るのだ。前者は金持ちの国、後者は貧者の国で、前者により労働を搾取されている。完全なる二分化社会・・・。
“記憶”が簡単に売買される近未来。世界は大きな戦争の果てに、正常な環境を失い、人々はわずかな土地で裕福なユーロメリカと貧しいニューアジアという二つの地域に分かれて暮らしていた。彼らは退屈な日常の中で、刺激を求めてリコール社の人工記憶を買いに行き、不満を解消していた。ニューアジアに住む工場労働者のクエイドもその一人。工場で働く毎日にふと嫌気が差し人工記憶センター、リコール社を訪れる。だが、彼の記憶が書き換えられようとしたその時、なぜか突然、ユーロメリカの連邦警察官の襲撃を受ける。そこで自分の知らぬ戦闘能力を知り、困惑する。混乱の中、帰宅したクエイドは、今度は彼の妻ローリーに襲われる。「記憶を消され、新しい記憶を植えつけられただけ。ダグラス・クエイドなんて人間は、この世に存在しない」と話すローリーを振り切り逃げるクエイドは、その先に数々の謎メッセージと共にメリーナと出会う・・・。
最近のハリウッドではこの設定が多い。で、OCCUPY運動のように貧しき者たちが解放と自由への闘争をするわけだ。その中で記憶が売買される。なるほど、私たちが現実と思っているモノは実は大脳が作り出したもの。記憶などは常に歪曲され、嘘で塗り固められている。特に精神疾患を持つ者たちのそれは自分に都合の良いように大脳が作り出したものなのだ。しかし私たちのアイデンティティはこの記憶による部分が大きい。認知症ではこれが壊れていく。自己の連続性が消え去る恐怖はいかばかりのものであろう。ついには現在の自己も崩壊する。
私とは何か、意識とは何か。この古くて新しい問題をテーマにした作品であるが、なんとこれが映画の世界にとどまらない。精神は大脳の活動に過ぎないと東大の元解剖学教授養老猛司氏は『唯脳論』で言った(一元論)。しかし聖書的には、大脳と魂(Soul)の連携によって私たちの精神活動は生まれるわけで、ハードウェアとソフトウェアに対応すると言える(二元論)。が、このような根源的問題は置いてしまって、現在、このような人間の精神活動をシリコンネットワークの中にアップロードすることが試みられているのだ。もしこれが可能であれば、私の意識、少なくとも思い(mind)は永遠に生きる。精神活動がニューロネットワークにおける電流とシナプスにおける神経伝達物質の化学反応によるだけであれば、シリコンネットワークに移植することも十分可能なわけだ。
しかし聖書が啓示する人間は霊、魂(知・情・意)、そして体からなる有機体。
その後、神である主は、土地のちりで人を形造り(体)、その鼻にいのちの息(霊)を吹き込まれた。そこで、人は、生きもの(原語:魂)となった。-Gen 2:7
ただしノンクリスチャンの場合、霊はその名残である良心(Mal 2:15)を残して死んでいる。さらに、はたして魂あるいは意識は身体から離れて機能し得るものか否か。精神や心脳問題あるいはクオリアの問題はサイエンスの分野ではこれまでタブーだったが、ようやく手を付け始めた人類最後の秘境なのだ。一方、聖書の啓示では身体と魂の相互作用が肉(flesh)であるが、クリスチャンはこれに霊が関与する。よってその内的生活はかなり複雑なものとなる。さらに諸霊が干渉してくるわけだ。少なくとも私は身体から離れてシリコンネットワークの中で生きたくはない。その意味でジョッギングやスイミング、サウナや温泉で身体性を楽しんでいるわけだ。
この点、イエスは肉体をもって復活された。その肉体はもちろん霊のものであるが、魚を食することもできた。私たちは単にニューロネットワークの中で永遠*1に生きるのではなく、肉体をもって生きるのだ。私たちもその肉体をいただく日を待ち望んでいる。それは真に神の子の出現の時、全被造物がうめきをもって待ち望んでいるのだ。これこそ究極の私たちの希望である(Rom 8:19-23)。
参考:
追記:アメリカではスーパーソルジャーの開発がなされているようだ。DNAを操作したトランスヒューマン。昔、ゴルゴ13に対抗可能なスーパーマンをCIAかなんかが作って彼と対決したが、ゴルゴ13に弱点を突かれたというストーリーがあったが、これも現実化するのだろう。
*1:これは時空連続体の中での永遠ではない。時間と空間に縛られない世界である。
わたしは、終わりの事を初めから告げ、まだなされていない事を昔から告げ、『わたしのはかりごとは成就し、わたしの望む事をすべて成し遂げる。』と言う。-Isa 46:10
神は私たちが住む時空連続体の外におられるゆえ、そのうちで生じる事象はすべて透視されている。それを人に対して啓示として与え、それを語り出した者が預言者だ。よってそれは時系列の中で成就するのは当然であり、私たちはそれをシーケンスとして経験する。
古(いにしえ)のダニエルがバビロンの崩壊をベルシャツァル王に預言した時の台詞は有名だ。いわく-
それで、神の前から手の先が送られて、この文字が書かれたのです。
その書かれた文字はこうです。『メネ、メネ、テケル、ウ・パルシン。』
そのことばの解き明かしはこうです。『メネ』とは、神があなたの治世を数えて終わらせられたということです。
『テケル』とは、あなたがはかりで量られて、目方の足りないことがわかったということです。
『パルシン』とは、あなたの国が分割され、メディヤとペルシヤとに与えられるということです。-Dan 5:24-28
この解き明かしを受けたその晩に王は死に、キュロスによってバビロニアは滅ぼされ、ダリヨスの世となった。時にBC539年、ペルシャである。もちろん今のイランだ。
さてこの壁に書かれた文字は次のようなものであるらしい。
これらは当時の貨幣単位を表しており、
MENE =50シェケル×2
TEKEL =1シェケル
UPARSIN=25シェケル*1
---------------------
合計: 126シェケル
出エジプト記(Exo 30:13)によると1シェケル=20ゲラの換算ゆえに、126シェケル=2520ゲラとなる*2。これは1260+1260であり、ひと時とふた時と半時(3.5年)の倍(Dan 12:7)、すなわち7年間を表す。ちなみにネブカデネザルも誇り高ぶり自分を神とした結果、神の裁きを受けて7つの時の間狂気に落ちた(Dan 4:16)。1年をカウントする場合、1年=360日とする場合と(イスラム歴はこれ)、ユダヤ歴(陰暦とほぼ同じ)による場合と、太陽暦を取る場合があるが、今はこの数字を象徴的に取ることにして、BC539年から2520年後は2520-539+1=1982年。この年はイランがシーア派のホメイニ師を建てて、イスラム国家を樹立し(79年、イラン革命)、アメリカ大使館人質事件を経て、世界的に注目されるようになった年だ。
さらにラッパの日(ティシェリ1日)から贖いの日(同10日)まで7年を経ると2550日(=1260+1290:86月)となる。1290日はダニエル12章の預言(Dan 12:11)でも登場するが、2520年に閏月を入れたものでもある。BC539年から2550年を経ると、2012年。ここでキュロスの意味は、これが面白いのだが、「Koresh:あなたは火を持つ者」となる*3。さてここでお分かりだろうか、ペルシャ王キュロスは「火を持つ者」なのだ。そして、今年2012年、イランはすでに10月にも核兵器を持つとの観測が出ているのだ。
対するイスラエルは国際社会にイランに対する最後通牒を要求している。
ユダの王ゼデキヤの治世の初めに、エラムについて預言者エレミヤにあった主のことば。万軍の主はこう仰せられる。「見よ。わたしはエラムの力の源であるその弓を砕く。わたしは天の四隅から、四方の風をエラムに来させ、彼らをこの四方の風で吹き散らし、エラムの散らされた者がはいらない国はないようにする。わたしは、エラムを敵の前におののかせ、そのいのちをねらう者たちの前におののかせ、彼らの上にわざわいを下し、わたしの燃える怒りをその上に下す。―主の御告げ。―わたしは、彼らのうしろに剣を送って、彼らを絶ち滅ぼす。わたしはエラムにわたしの王座を置き、王や首長たちをそこから滅ぼす。―主の御告げ。―しかし、終わりの日になると、わたしはエラムの捕われ人を帰らせる。―主の御告げ。―」-Jer 49:34-39
彼らの力の源泉が打たれるのだ。これによって天の四方からの風によって彼らは世界へと散らされる。しかし終りに日にはそこに神の座が置かれ、回復される。エラムは現イランの核施設の中心Busherhとほぼ重なることは前にも書いた。ロンドン・オリンピックも一応無事終わったが、このオカルト祭典の後、何かが動く。キュロス王は確かに再来するのだ。
*1:UPARSINの語根はPRS、すなわちPeRSia。ヘブル語は母音表記。
*2:ちなみにドバイの現代のバベルの塔、世界最高のタワーの高さは2520フィートと言うことだ。
*3:ブランチ・ダビデアンの教祖デイビッド・コレシュはここから取っている。