日々キリストのうちに
- 2014/10/19 23:59
- Category: 信仰
- Tag: ニール・アンダーソン
ニール・アンダーソンによる黙想
牧者また神学校教授としての私のミニストリーの焦点は、弟子訓練とクリスチャン・カウセリングの連携にあります。私は数え切れないほどの人々を訓練し、またカウンセリングを行っています。また全国的に、弟子訓練と牧会的カウンセリングについて、神学校や諸教会、さらにリーダーシップ・カンファレンスにおいて講義しています。私が人々の執り成しをする時の中心点は、彼らの思いの内においてサタンが偽りにより絶えざる圧迫をしている事実を明らかにすることです。サタンは、キリストにある自分がいかなる存在かをあなたが理解することを妨げれば、あなたが神の子として受け継ぐべき成熟と自由を損なうことができると知っているのです。
私は弟子訓練とカウンセリングのオーバーラップ領域に関心を持っています。クリスチャンの弟子訓練は真理に焦点を置き、未来を志向するものであり、霊的成長と成熟を促します。クリスチャン・カウンセリングは過去を考慮し、問題を矯正したり、弱点の領域を取り扱います。あなたの過去は現在の信念のシステムを構成しており、もしそのままであれば、それはあなたの将来をも決定します。聖書的に言えば、弟子訓練とカウセンリングは別のものではありません。共にきわめて個人的なミニストリーであり、人々をその過去から解き放ち、キリストにある完成へと確立する働きなのです。
さらに、弟子訓練とカウセンリングは共に聖書と共に開始されるべきであるというのが私の信念です：すなわち、神の知識とキリストにある私たちのアイデンティティです。もし私たちが神を真に知るならば、私たちの行動は劇的かつ即時に変化するでしょう。それが聖書において起きていることです。天が開け、神の栄光が現されるとき、人々の証はたちまちかつ大きく変化するのです。私は、精神的および霊的健康と自由を決定する最も大きな要因は、まことの神を知ること、そして神と正しい関係を有することであると信じています。正しい神の知識は正しい心理学のために必要欠くべからざるものなのです。
父よ、私は泥の中を転げ回る罪人ではなく、キリストにあって永遠に聖徒とされ、天的領域に住む者とされていることを感謝します。