神のダイナミックレンジ
- 2011/07/15 15:21
- Category: 独白
またまた金曜日。いつもながらの時間をJazzでまったりと過ごしている。
さてさて、わが地球はますます揺れているようだ。
英国海峡でM3.9の"巨大"地震が
わがニッポンではすでにM7クラスが当たり前になってしまったが、英国では地震がほとんどない。ところが最近では昨年11月にも、そして今回も1734年以来の"巨大"地震が起きたというわけで、アチラではかなりな話題になっている。
世界各地で火山が
まずはアメリカのイエローストーン。イエローストーンが噴くとアメリカの2/3が被害を受けるとか。
アイスランドのカトラ火山。これも昨年噴いたEyjafjoellよりも10倍の規模。
かくして地球はイザヤ書のみ言葉どおりに大いに揺れているのだ。
一方の空を見ると、これがなかなかに感動的な事が起きている。まずは先に太陽に突っ込んだ彗星のアニメ映像を紹介したが、そのリアル写真が歴史上初めて撮影されたようだ。わが鉄腕アトムが突っ込む場面はあえて見せなかったのだが、多分こんな感じかと。なんというか神秘的だ。
さらにこの写真はNGC 3314、二つの銀河がもつれる形で成長している。そのサイズ1億4千万光年!*1
これらの写真を見ていると、人類の営みとは関係ないところで常に何かが起こっているわけで、何故に神はこのような事象を用意されたのだろうか、まことに不思議な気がする次第。人って一体何なの?・・・と。素粒子から宇宙まで、そのダイナミックレンジの広大さに茫漠たる思いに駆られるのだ*2。
天は神の栄光を物語り/大空は御手の業を示す。-Ps 19:2
そのあなたが御心に留めてくださるとは/人間は何ものなのでしょう。人の子は何ものなのでしょう/あなたが顧みてくださるとは。-Ps 8:5
*1:1光年は光が1年間で進む距離。ちなみに1秒間に30万キロ進む。太陽から地球までは約7分ちょっと。
*2:素粒子のサイズはプランク長と言われ、1.616252・・・×10-35m。宇宙のサイズは9.3×1026m。よってそのダイナミックレンジは1061!この中間くらいに人間が生きているわけ。こちらでバーをスライドさせて実感できる。→The Scale of the Universe